今年の4~5月はコロナ感染被害が拡大し、緊急事態宣言も発令され、営業収益が3,500万円も落ち込みました。
その中でも一番心配したのはキャディさんたちのラウンド手当の極端な減収に対処する方法に苦慮していました。
せめて3ヶ月ぐらいは手当を支給してやらないと、ましてやパートやアルバイト職は全くのフルコミッションなので、討ち死にしろということになってしまいます。
心ある取締役には、援助の手を差し伸べようと温かいお言葉をいただきましたが、それに反し、どこの会社も窮地に陥っているのだから、ここは我慢しろという意見も出されました。
しかし、一定した給与の社員はいいとしても喰えない従業員を見て見ぬ振りをするのは権力者の横暴とも思えます。
一番基本的に困っているときに助けるのが会社の使命と考えました。
会員憲章6番目の言葉に謳われています。
■我々会員は、当コースの従業員に善意と誠意をもって接し、その職業的および人的成長に寄与する。
結局、総務部の石塚理恵子課長代理が労務管理のエキスパートとして、雇用調整助成金制度をいち早く活用し、多くのキャディさん達を救ってくれたのです。機転が利かなければ、また、その制度を活かす技量が無ければこの制度は生かせなかったと思います。
素晴らしい総務部の労務管理のエキスパートに心より感謝を申し上げその偉大な功績に敬意を表します!
その他にも総務部女子は会報作成や経理部門でも相当な働きをして頂いております。素晴らしい社員をもったことに喜びを感じております。
そして、働く社員を助け、よりよい労働環境や福利厚生にも力を入れて会社の潤滑油として日々努めてくれる総務女史に感謝いたします。
表 彰 状
石塚理恵子 殿
あなたは総務部労務管理のエキスパートとして、この度の新型コロナウィルス感染被害に際し、社員給与の減収を補うために、いち早く雇用調整助成金制度を活用し、多くの社員を救済することに尽力されました。その偉大な業績を讃えると共に、社員一同の感謝の気持ちを込めて、ここに慎んで表彰致します
令和二年十二月二十日
株式会社大栄カントリー
代表取締役社長 水野善四郎