玄関前の車寄せです。
首相官邸をモチーフにした赤御影作りの重厚な屋根と柱です。
永年劣化で雨漏りがして重い石を支える鉄柱が錆びてしまいました。
このまま放置するといつ40㎏ぐらいの重い石の板が落下するとも限りません。
石材の部分を外してスチールの板と交換しています。
通行帯の上は、危険ですので次回の休場日7月4日に行います。
総工費は、400万円近くかかる予定です。
まさにバブルのツケが回ってきた感じです。
たかだか屋根ですからこんなに金のかかる仕様は必要ありませんでした。
それに丈が低いので重苦しく、外車の排気音が共鳴するととても煩いのです。
成金趣味の二流建築だったと思います。
こちらはINコース11番ホールに続くカルバートボックス(トンネル)の補修工事です。
カルバートの継ぎ目から雨水が漏れてくるようになりました。
このまま放置すると陥没はしませんが、雨水の浸透によりカルバートの強度が保てなくなります。
それで最新技術の粋を集めた工法で補強工事をしています。
入口の化粧石も雨水の漏れで剥がれ落ちそうになっていました。
危険ですので早急に補強工事をしました。
このカルバートの繋ぎ目に最新の補強材を取り付けて堅牢なものにします。
仕上がりは7月末までかかりそうです。
なんせプレーヤーの通り道ですから休場日しか工事が出来ないのです。
この工事、なんと400百万円でも安いと言われています。
しかし、30年近くにもなると補修工事や改修工事で経費が掛かります。
頑張って稼いでクラブハウスも付帯設備もしっかりと修復してまいります。