さて、先週の日曜日、月例杯競技において、山高プロと競技委員会が提唱した「スロープレーの防止」を目指して、その改善策が施行されました。

スロープレー(2打罰)の対象は、「ハーフプレー2時間10分以上を要し、かつ、前の組と15分以上離れた場合とする」でした。

結果的には、ペナルティを受けた組は一組もおらず、通常の競技会より20分以上も競技会が終了し、表彰式も3時20分には開始しました。
結局、良い成果が出て、「やればできる」ということが実証されました。

しかし、グランドシニアや身体に障害のある人には、だいぶ厳しかったという声も聞こえて来ました。
本来、楽しむべきゴルフが時間に追われて、「楽しいどころかしんどかった」では何もなりません。
大栄カントリー倶楽部会則の第1条(目的)には、「会員(利用登録者)がゴルフ場施設を健全な社交場施設として利用することにより、その健康の増進及びゴルフ技術の向上並びに会員相互の親睦を図ることを目的として、本会則を制定する」とあります。

それ故に、グランドシニアや身体に障害のある人には、乗用カートの使用許可や「前の組と15分以上遅れた場合は、後続組をパスさせる」ことでペナルティを科すことを免除するような対策も必要かと思われます。


「プレーファスト」は、あくまでもゴルファーのマナーです。
通常の身体能力があり、同伴競技者や後続の競技者にイライラさせるようなスロープレーには、ぜひとも反省をしていただき、楽しくプレーをしていただきたいと思います。



★「ゴルフ上達コツのコツ」サイトさんに、「プレーファスト」に関するわかり易い記事が掲載されており、たいへん勉強になりましたので、ぜひ、この文字列をクリックしていただき、ご一読いただければ、「プレーファス」にかなりなご理解がいただけると思います。



確かに「スロープレー」というのは、言われる方も言う方も嫌なものです。
しかし、得てしてスロープレーが定番になっているゴルファーは、周囲の競技者から顰蹙をかっていますのでご注意下さい。
ある意味では、「ちょっと、前の組と遅れているので急ぎましょうか」と言ってあげるのも親切だと思います。

プレーが終わってから「あいつが遅いからイライラしちゃったよ」「この次からあいつとは組ませないでくれよ」と陰で言うのは、男らしくないのでやめましょう。
正直に、スロープレーはマナー違反になるので、ちょっと注意して楽しくプレーが出来るように言ってあげる方が、よほども親切だと思います。

それでも中には、言われて腹を立てる人もいますので、言い方には十分注意して下さい。
しかし、言い難いことを言うのは、たいへんですが、言われなければ、その人も一生「胡散臭い奴だ」のレッテルを貼られていることとなりますので、会員相互の親睦を図る意味でも言ってあげるのが親切だと思います。

ボクも仕事柄「言い難いことを言わなければならない」ことが多々あります。
最初は、相手も感情的になり、かなり険悪な雰囲気にもなりますが、後で冷静になって考えると、相手方も自分の非も認めてくれて「言ってくれてありがとう。言われなければ一生恥を掻くことになったよ」と感謝され、友好の輪が逆に広がるケースも多くあります。

プレーファストは、ドレスコードと同様の重要なゴルファーのマナーだと思います!


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1)「スロープレー」がやっぱりダメな理由

2)スロープレーのペナルティ


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