ＡＭ１１:００頃雷発生、プレー中断！
本日は、「原爆の日」
当コースにも朝の１１時頃に原爆ならぬ雷の洗礼がありました。
１時間程度でプレーが再開できましたので安堵致しました。
さて、本日「原爆の日」広島市の松井一実市長の平和記念式典で読み上げた「平和宣言」は、実に素晴らしかったとおもいます。
核兵器を「絶対悪」と位置づけ、早期廃絶を強く求めるとともに、東日本大震災の被災者の思いに寄り添い、応援し続けることを伝えました。
原発問題に関しては政府に国民の暮らしと安全を最優先にした責任あるエネルギー政策を早期に構築、実行することを求めていました。
また、差別や偏見などによる苦しみを乗り越えてきた被爆者への思いやりの心情が溢れ、その表現の素晴らしさにも感動しました。
平和利用の原子力発電も一旦事故を起こしてしまえば、想像を絶する被害が生じ、長期に渡るその処理も莫大な費用が掛ってしまうことなど、関係者以外は月日が経つにつれて事の重大さを忘れてしまいがちです。
福島原発の重大な事故をどうするか、その事故処理には、電気料金の値上げだけにとどまらず、国民の税金が投入されるという現実を見逃してはならないと思います。
東日本大震災と福島原発事故は、戦後最大の大惨事です。
原発は、事故さえ発生しなければ最高のエネルギーと言えるでしょうが、一旦、事故が発生した場合のリスクは、計り知れない莫大な費用と恐怖の汚染が長期に渡り存続することを忘れてはならないと思います。
また、自国を守るためとは言えども、人類を滅亡させるだけの破壊力のある核兵器を製造し、保有することは人間として踏み込んではいけない絶対悪の世界だと思います。
世の中に、光と影があるように、人の心にも善と悪が様々な欲望の渦中に混在します。
必要悪として核兵器や原子力が公然と闊歩したら人類はやがては消滅する危機に遭遇するでしょう。
国を守る政治家は、その恐怖を忘れずに国民と共に正道を歩む人以外は、政治家になって欲しくありません。
国を守る以前に、人類を守ることが世界の政治家に課せられた重要課題だと思います。
広島や長崎の被爆者の苦悩や福島の原発事故の被害者は、身に沁みて原子力の恐ろしさを体験しています。
私たち国民も、明日はわが身という言葉を忘れたら、取り返しのつかない将来を歩むことになることでしょう。個人的にはなんの力も及ばないことだと思いますが、本日の広島市長の「平和宣言」は、実にすばらしい内容だったと思いブログに綴ってみたくなりました。
コースを出ると見事な夕陽と飛行機雲が目に映えました！
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