第11期定時社員総会開催 | 大栄カントリー倶楽部 OFFICIAL

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大栄カントリー倶楽部のコース状況や競技情報、様々なインタビューやエピソードなど、ゴルフ場の楽しい出来事を日々綴ります。
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平成14年7月8日、魔の倒産劇より、早10年が経過しました。
会員がオーナーのゴルフ場として、大栄カントリー倶楽部は名実ともに再建の確かな足跡を残してきました。ここに至るまでの苦難の道のりは、先人の知恵と倶楽部愛に支えられてことは紛れもない事実です。
再建の方法や倶楽部運営に対するあらゆる手段が試行錯誤される中で、幾多の係争事件もありました。
しかし、俱楽部の方針としては、「すべてにおいて王道を歩む」ことが主軸として、会員相互の絶大なる支援をもって運営がなされてまいりました。

本年から開始される預託金の返還も「前年度決算における減価償却前経常利益の50%に相当する金額を返還原資」として返還します。
確かに返還希望者が多いので抽選弁済にはなりますが、約束した再生計画案通り、預託金を返還できるまでになった倶楽部を褒めてやってほしいと思います。
本来ならば、一度、倒産したゴルフ場の預託金は、2~3%に減額されてしまいます。それを40%にして返還するのですから、ある意味で凄いことだと思います。

クラブハウスや付帯設備、71万㎡にも及ぶコースの管理をしながら、地代や固定資産税はもとより従業員の人件費、コース管理の大型機材までリニューアルしながら、バブル期の半分以下のプレー料金ですべてを賄うには、一切無駄な経費は使えないということになります。
利益重視のゴルフ場は、人件費が負担になるキャディさん達をさっさと追い出してしまいました。
ゴルフ場の大半がセルフ化を推進する中で、キャディ付で余裕のあるプレーを俱楽部のプレースタイルとする当コースは、その商品のブランド力を高めてまいります。
不況で雇用が促進されにくい現代においては、キャディの雇用が地域社会の貢献にもなっていると思います。

コース売店から売り子さんが消えて自動販売機になり、キャディさんの代わりに最新のナビがカートに搭載されリーズナブルなプレー料金を打ち出すゴルフ場の営業戦略も、それはそれで時代のニーズにあっていると思います。
しかし、当倶楽部は時流に反して、人の温もりのあるアットホームなゴルフ場をメンバーの代表である理事会と運営会社が一丸となって、ご来場の皆様に快く楽しんでいただけるゴルフ場を目指しています。
苦節11年の歴史は、本日、めでたく11期目の社員総会を迎えました。
今後も当倶楽部に皆様の温かなご支援・ご愛顧をよろしくお願い申し上げます。


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三笠宮殿下の植樹されたカシワの木もこんなに大きくなりました。

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お気に入りのパーリーゲーツを着て、はい、ポーズ!


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