青春のロストストーリー
20歳になった春のことだった。
ボクは20歳で非正社員という身分であったが、ひとつの支社を預かっている立場だった。
当時は、アルバイトに「日払い」という待遇を設けており、それを希望するバイト君たちも多かった。それぞれの支社には会社名義のキャッシュカードが置かれ、日々、日払いの支給分がその口座に本社から振り込まれるという仕組みだ。
3月17日。晴れ。ボクは車で営業に出ていた。
普段は責任者であるボクが銀行に行ってお金を下ろすといった作業をやっていたが、その日は部下のKに任せていた。
午後1時くらいだっただろうか。運転中に携帯が鳴った。Kからだった。
「金庫の中にキャッシュカードがないんですけど、どこに置きました?」
「いつものところにあるよ。よく探してみてよ」
この時、凄く嫌な予感がした。というのも、2月あたりから、どうも精査して金庫に入れたはずの現金封筒の中身が合わないことがしばしばあった。決まって「1万円札」が足りなかった。
前支社長だったNさんは「管理責任」と補填してくださったが、支社長が不在になった3月になってからも頻繁に1万円札が消えていたので、その分はボクが補填していた。総額で10万円以上は出費したと思う。
3月に入ってすぐには、事務所の鍵もシリンダーごと交換した。しかし、1万円札は消え続けた。疑いたくはなかったが、内部犯行しか考えられぬ。Kがやったものだろうという疑心を半ば確信していたが、ボクは捜査に踏み切れなかった。
しばらくして再び携帯が鳴った。Kからだ。
「やっぱり、ないですよ・・・」
ボクはすべての予定をキャンセルして、急ぎ足で会社に戻った。
キャッシュカードがなくなるという事実は、ボクにとって現実性のかけらもなく、いわゆる実感が沸かなかった。しかし、キャッシュカードを紛失すれば、ましてや盗難にでも遭えば、大問題になることはわかっていた。ボクは自分の目で、キャッシュカードがあることを確かめたかった。
つづく
奥多摩ドライブPHOTO日記
行楽日和!![]()
起きたらあまりにも天気が良かったので、今日は奥多摩までドライブしてきました。
↑奥多摩湖(奥の堤防のようなものは、小河内ダム)
意外にも水は透き通っており、綺麗でした。魚の群れも良く見える。
ダムの底には、今もなお「村」がそのままの形で沈んでいるというが、さすがにそこまでは見えない。ダムの建設にあっては、945世帯の水没村民が小河内村を去ったという。ちなみに奥多摩湖の正式名称は「小河内貯水池」である。
水涸れせる小河内ダムの水底に ひとむら挙げて沈みしのもを (昭和天皇)
帰りは、奥多摩周遊道路を経由しました。
↑奥多摩周遊道路から見た奥多摩湖。小河内ダムも見える。
↑都心方面を望む。遠くには、かすんで「街」が見える。
設置されていた掲示板によると池袋や新宿が確認できるらしいが、それは冬期にあっての話だろう。
行楽帰りの車とバッティングして(ボクも行楽帰りだが・・・)、渋滞にはまるのではないかと思っていたが、スムーズに走れた。
帰りに通った檜原村のワインディングロードは任せなさい。カーブを曲がったらどんな景色が出てくるのかまで、頭の中に入ってる。「いちげんさん」のライダーには負けないよ。
大自然の中のドライブでは、窓を全開にして、新鮮な空気をお腹いっぱいに吸い込んで帰ってきました。気分良し。
ピース!
飲み会
今日は高校時代のハンドボール部仲間と飲み会。久しぶりの再会に感動。何年ぶりだろうか。
久しぶりに会っては聞かねばならぬことがある。
「ボクは痩せたのか?」
「一時期よりは痩せました」
後輩が声を揃えて言う。酒も入ってるし、先輩に向かって言いたいことを言ってるのだろうから信じよう。うれしい。
もうひとつ、聞いてみる。
「ボクは実年齢より上に見られる傾向があるが、いかがなものか?」
「どっちとも取れます」
気を遣ってもらってるのであれば、微妙である。「ガキッ面」と言われることがあるが、太ってしまったために頬の肉が下に落ちている。これはおじさんの「アカシ」である。
しかし、久しぶりの会話は楽しい。忘れかけてた懐かしいキャラが溢れるほど登場する。
同期のヤツに「お前は起業すべきだ。必ず人がついてくる」と言われる。実は部下を中心に良く言われるセリフだが、これについてはノーコメントとしておこう。
帰り際にひとり吉野家で、牛丼大盛つゆだくと生たまご。実は「牛丼復活」後に一度だけ頂いているが 、今回はじっくり味わってみる。やはり吉野家の牛丼がナンバー1だ。うまい!
ピース!
ダース・スパイダーマン3
今日は電車の遅延が相次ぎ遅刻。混雑を極めた山手線の新宿駅では、まるで地獄絵図のようだった。泣き叫んでいた若い女性の声は、胸が痛む。
朝一番で職場の見学者あり。GW明けから人数も増やし頻繁に見学するとのことで、我々もレベルの向上と、各スタッフの業務の統一性を必須とし、お応えしなければならぬ。
夕方、なかなか立ち入れないエリアを見学させて頂く。
今日はまっすぐ帰宅。わりかし早め。本屋に立ち寄るも、今日はキヨスクで購入した愛読誌「SPA!」を読みながらの帰宅。
「落としたものも3秒以内に食べればOKは嘘」というのは誤り、「ばい菌が繁殖しないため、”3秒ルール”は有効」が正解。ありがちな一般常識(?)を覆しているこのコーナーは面白かった。
巻頭にはトビー・マグアイアのインタビュー。新キャラかと勝手に思っていた「黒いスパイダーマン」は、「新たに得たパワーに酔いしれ、いつしか邪な煩悩を心に宿し、敵と対峙するうちに、敵への憎悪を制御できなくなった」という、スターウォーズの「ダークサイド」そのまんまパクリである。
スパイダーマンは観たこともないから批判はせぬが、スターウォーズは大ファンなので、主人公がダークサイドに堕落する「エピソード3」の興奮がまた味わえるのかと思うと、多少は興味あり。
今日は、ヤフーをデイトレードしてひと儲け。
ピース!



