歯がゆい。 | タイチギター

タイチギター

ギタリスト皆川太一の近況報告。

今日はとあるレコーディングのお仕事。
ガットギターでポップソングのカバーを弾きました。
やっぱりライブに比べ、自分の出す音に注意を払い、細かい音使いまで考える作業はとても神経を使うけど、形になって残る分、やりがいを感じます。

本当はライブも同じくらい音にこだわりたいものだけど、なかなか環境の整ったハコでやれる機会は少なく、どちらかというとジャズバーやカフェなどのライブが多い最近は、音質よりも全体のバランスとかボーカリストに聞こえてるとかが気になってしまう。
避けては通れないとは思っていたけど、ついにスピーカーからミキサーまで一式揃える時期が来たのか...

タイチギター-桜新町スタジオ

レコーディングスタジオではモニタースピーカーという存在がとてもリスペクトされて、まるでショーウィンドウに飾られているような置き方が彼ら(スピーカー)がいかに重要かを物語っている。
コンピューターやミキサーやマイクよりもかっこつけてるように感じるのは僕だけでしょうか?

レコーディング後は自宅にて、別件のアレンジ&レコーディングのお仕事。
自宅にある機材が大した物じゃない事くらいうすうす感づいていたけど、最近いろんなスタジオで、超高級なマイクや超プロのエンジニアさんの技術を目の当たりにしてるので、まさかこんなに違うなんて、と涙をこらえながらつい先ほど録り終えました。

うーん、こっちも新しいパソコン含め、最低限の機材は持っていた方が良さそうだぞ。
ライブ用の機材からレコーディングの機材まで個人で揃える為にはそれこそ数えきれないくらいのライブとレコーディングをこなさなくてはならない。こんな歯がゆい事が他にあるだろうか。