まずは金曜日にやった自分のリサイタルです。
いつも一緒に演奏しているGabbyとのコラボレーションリサイタル、という事で全曲歌モノ、オリジナルを中心に、ジャズ、ポップスのカバーなどを演奏しました。
僕は、バークリーに入学してから今までジャズもファンクもR＆Bも友達に勧められては節操なく聴いてきたし、やれるもんなら全部やりたいと思っているし、どのジャンルが一番好きか？と聞かれても答えに困るだろう。
ただ、今回のリサイタルで、今一番僕が気になる、というかやっていて心地いいスタイル、のようなものを実感した事は間違いないです。
僕がギターを始めた頃から大好きなEric Claptonの Unplugged、４年前くらいに聴き始め、今でも大好きなNorah Jones、聴くたびにワクワクする、Madeline Peyroux、ここにきてめちゃめちゃツボなEric Benetの Hurricaneとか、James Taylor、Carole Kingなどなど、ここぞという時僕はいつもこの手のアコースティックなシンガー、アレンジをほんとに好きな事に気づく。
実はバークリーの最後のリサイタルはなるべくシンプルな編成、みんなの知ってるような曲もまぜつつ、オリジナルも演奏する、歌を第一に、大好きなメンツと、一番好きな音楽を、こんなイメージをずっと持ち続けていた。多分１年くらい前からずっと。
ほんとに直前まで、メンバーも曲もアレンジも全然決まらなく、リサイタルをやる意味なんて別に無いんじゃないか、なんて悩んだりしたけど、信頼のおけるメンツを集めた事で、やりたい曲やアレンジのイメージなどすぐに固まっていき、結果的に満足のいくライブになったと思う。（自分の演奏内容は置いておくとして...）
とりあえずやってみるべきだなぁ、なんとかなるもんだなぁ、と。
僕はきっと運がいいんだと思う。だってずーっとイメージしてた事が気がついたらやれていたんだから。
もちろん、たかがリサイタルでの話だし、アレンジも演奏もまだまだ全然ツッコミどころ満載かもしれない、けどこんなに楽しい気分で音楽をやれた事、もうそれに尽きます。
忙しい中、スケジュールを空けてくれたメンバー、当日見に来てくれた人達、来れなくても応援してくれた友達、忙しくてあまり構えなかったのに小言の一つも言わなかった（？）彼女、そしてせっかく一週間前にボストンにきてたのに、リサイタルまでは残れなかった両親（笑）、いろんな人達の存在に心から感謝してます。ありがとう。
左から、僕、ゆき、マット、スガワ君、スザンナ、ガビー、マルセロ。
＜次回予告＞
最近、ヤケに韓国人との絡みが多い！！皆川太一韓国進出か！？の巻
です。乞うご期待！！！（？）