劇的ビフォーアフター!⑥スクーター塗装編 | 山田太一オフィシャルブログ「器用貧乏ですが、なにか?!」Powered by Ameba

劇的ビフォーアフター!⑥スクーター塗装編

さぁ、やっと本命本丸の塗装をやりました!
今回塗る色は白色。青紫という濃い暗めの色から白にすると、ムラが残ったりしるので、よっぽどしっかり塗らなきゃいけないのですが、なんで白色にしたかというと!
このスプレー缶を5本ももらってきたからなんです。これは塗装用のものではないのですが、光沢も出て、ツキがいいタイプのマーカー用のスプレー。下地の青紫を消す意味合いでは十分なので、これを使っていきます。そうすると、本塗りの白色のスプレーが少なくて済みます。
まずは、後方のバンパー部分を塗装。ここはそのままざっと塗るだけ。もちろんペーパーは掛けました。
ペーパーはかけましたが、傷はそのままにしました。削っても形が変わるし、パテも出来ないし、黒く塗ってしまえば目立たないので。
一回ではムラが残ってしまうので、3回くらい重ねて奇麗に真っ黒!
パッセンジャー用のハンドルも、白っちゃけていたので黒で吹いておきました。これは素材がいいので一回で艶消しの黒にきれいに仕上がりました!
ある程度ムラが残ってますが、このくらいなら白色のプラサフと本塗りでわからなくなるので、白色のプラサフを塗っていきます。下地で塗装の偏ったところは耐水ペーパーできれいに平らにして、そこにプラサフを塗布。もうほぼ真っ白になってきます。
それで、どんどん塗っていきました。通り過ぎる、通り過ぎるという塗り方で、ある程度垂れない程度に塗って、そこが乾くまで慌てて重ね塗りせずに他の箇所を塗って、また乾いたころに重ねていく。その繰り返しです。
これは下地もプラサフも本塗りも同じ。
基本、大きな倉庫とか、塗装室でプロの仕事はするのですが、もちろんそんな場所は無いので、外でした。これは非常に難しく、風で細かな埃が飛んでくるので、塗装した表面に付着してざらざらになったり、黒い点が付いたりするので室内がいい。しかし、今回は外でしたので、風がない瞬間を狙って塗って、風が出てきたらその日は終了。その間に耐水ペーパーで磨いて、次の準備をして~と、都合一週間くらいかかりました。
本塗装は2回塗り。一回塗って、少し垂れたりしたところをまた耐水ペーパーで磨いて、その上からまた塗装して。で、仕上げに赤いラインを入れました。これは最初はもう少し太いラインをマスキングして入れるつもりだったのですが、塗装に時間がかかりすぎてメゲました。これは車体用のラインテープを張り付けただけ。そしてその上からクリア塗装をします。そうすると剥がれませんし、ボディーと同じように光沢が出ます。
クリアー塗装の一回目は本塗装が終わったら、10〜20分位で塗った方がいいので、そこまでは塗りました。それから日を開けて、クリアーの二回目を塗ったところまで。この後もう一回クリアーを塗って組み立てに入ります。
赤いラインは、車体の中央に一本。
ノーズから両サイドに流れるように一本。
綺麗なラインが出来ました!
クリアーを三回塗るのはちょっと贅沢ですが、外でやってホコリなどもありますから、厚めに塗って耐水ペーパーとコンパウンドで鏡面加工する時に安心して磨けるように!
今回使った下地用の白色は5本(無料)
プラサフは2本 本塗装用のホンダの白は3本で済みました。その上にクリアーは3本買ってきて2本とちょっと。2本でもおそらく大丈夫でしたが、今回は3回重ねましたので、このくらいの面積で3本目まで使いました。
あとは組み立てに入っていきます!
詳しい状況を動画にもしてます!
こっちから!