サッカーの事語っても良い? | 山田太一オフィシャルブログ「器用貧乏ですが、なにか?!」Powered by Ameba

サッカーの事語っても良い?

ディフェンディングチャンピオンとして迎えたFIFA女子ワールドカップ。
初戦はグループの最大の敵と言われるスイス。
バッハマンという素晴らしい選手がいる本当に強敵だった。

澤さんが復帰して、めちゃくちゃ頼もしい撫子だが、スピード、フィジカル、メンタル、そしてスタミナまで上げてきているスイス!さすがの監督に仕込まれてきた感じ!

澤さんへのマークの厳しさは、半端ない。
最後のワールドカップと本人も位置付けている今大会だが、これほどのマークでは満足のいく活躍は期待できないと側から見てても分かりそうだ。

そんな澤さんが200試合目の記念試合。
裏を返せば最後のワールドカップという、いわゆる世代交代の声が聞こえてくる。

それを突きつけられ、次からの撫子の未来の不安を突きつけられる大会だと思っていた僕は、佐々木監督の本当の素晴らしさを再認識させられた。
しかも、鳥肌が立つほど。


特典につながった、安藤選手の飛び出し!
何度見ても、ボールしか見ていない!
キーパーと激突することはハッキリと分かる瞬間、なんの躊躇もなく突っ込んだ。
このケガが大事で無いことを心底祈るしかない。
そして、それでもらったPKを完璧に決めてくれるキャプテン宮間さん。

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その決めた瞬間のガッツポーズはしばらく真似したい。

こういう、メンタルとかスキルは新進の選手に受け渡して欲しいものだ。

そんな新進の選手の話に戻ると、
キーパーの山根選手!

一度のキャッチミスはあったものの、あの存在感と安心感!今までの日本にはないだろう安心感だ。ワールドカップ出場全選手の中で一番の身長!本人はコンプレックスだと思っていたらしいが、それが日本の守護神となるのだ。

そして、相手選手にほんの少しだけかすったシュートはポールに阻まれたが、さすがの得点王!!菅澤選手にものすごい可能性を感じたのは僕だけではないだろう。

こんな3人の新進の選手を見つけ出し、撫子の精神を受け継げる時期をちゃんと作り撫子の未来を担う佐々木監督の本当の素晴らしさを再認識させられた。


今大会、優勝まではワールドカップという大舞台ゆえ何があるかわからないから、優勝という目標が実現できるかはわからない。しかし、古参と新進が混ざり合い新しい撫子に進化する舞台がこのワールドカップという大舞台だという事が幸せだ。

そこに合わせてくる佐々木監督の本当の素晴らしさ。