何だかいつも気になり……
イタリア映画、1時間25分の短編ですか。
イタリアにある村、チヴィテッラ・デル・トロント。
リベロ(レモ・ジローネ)は、丘陵地帯を見下ろす丘の上に小さな古書店を構え、入れ代わり立ち代わり訪れる風変わりな客たちを温かく迎え入れている。
ある時、リベロは店の外から本を眺めている移民の少年エシエンに気付いて、彼に本を貸し与える。
好奇心旺盛なエシエンはリベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾け、彼と読んだ本の感想を語り合う。
やがて彼らは、年齢や国籍を越えた友情を育む。
丘の上に小さな古書店があり店主は老人のリベロ、隣のカフェ店員の男性リコラと仲良さげで毎日送っていますね
ある時、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声をかけます。
本は買えないというエシエンに、リベロは貸すから明日返しにおいでと言いますか。
翌日、エシエンは本を返しに来たのでリベロはどんどん本を貸していきます
最初はコミック、イソップ童話、ピノッキオの冒険、次はなんと星の王子様
星の王子様は深い話だからなかなか理解しにくいのにと私が思っていると、
2回読むように言うリベロ、1回目は理解する為2回目は考える為、でもエシニンは読むのが早いですか
すると更に次々と本を貸していきます
もちろん、本のレベルもあがっていきますか。
アンクル・トムの小屋、ロビンソンクルーソー、更に白鯨
白鯨はタイトルのみしか知りませんが、クジラ版ジョーズ的な……
でもエシニンは難なく読破していき、リベロは感想を聞きその物語の言わんとしていることを尋ねて学ばせますか
リベロは常連客との交流もいろいろあり、隣の店員のニコラがご主人の求める本を買いに来る女性に恋したり……
発禁本で話が盛り上がったり、本をいろんなところから持ってきて売りに来る男やら……
リベロの詳しい本の知識やら対等に話せる姿が凄いです
ほぼどんな本も読んでいるんだろうなという……
そして名も知らぬ日記を読んだりして……
ある時、リベロはエシニンに本を貸さずに本を送ります。
その時点では何の本か判りません。
でも、何か事態が変わりつつあり……
これはまさかとなると、やっぱりな予想していた展開になり、手紙の内容を知る前にもう泣けてきて仕方ありませんでした
最後にやっとリベロがエシニンに送った本のタイトルが判りますね。
短編でしたがこの映画は凄い良かったです