前職の会社がどうなったのか


 M&Aされて約半年。辞める前に前職のオーナー会社の色々な体制について知る事はできました。


 いくら売り上げ規模が大きくても一族経営や上層部絶対主義の会社は今の時代に合わなくなってきてるのはみなさんご存知だと思います。


 新たなオーナー会社の実情を知れば知るほど長く働く事は無理だとわかってきました。さてどんな体質の会社なのかお伝えします。


◯社長や幹部は絶対君主制

 未だに社長や幹部がグループ会社に来る際にはその会社の人間が接待をしないといけない。

社長の昼食会場は絶対個室で好みも把握した店選びに、ゴルフ場のセッティングまで気を使う必要があり社員はみなびくびくしている。

もちろんゴルフは平日昼間の就業中にやります。


 また、今時信じられないのが決済報告のやり方。なんと、グループ会社の社長を全て本社の社長室に呼びつけそこで報告させる。関連会社の社長達は、社長室前に並び他の社長達の報告が終わるまでまたなければならない。


 グループ会社には会社の理念とオーナー社長の自画像写真が飾ってある。


 これらが何を意味してるからわかりますよね?

ようは社長は絶対君主で偉いんだと誇示してるかなり昔ながらの経営方針です。なぜ自社の社長や幹部に気を使っておべっかしないといけないのか?こんな体制の社風の会社が働く従業員の事や家族の事を考えてくれると思いますか?


 こんな会社だと出世する為には、本社の人間の機嫌取りをずっとやならければならないし本社の上層部の考えが全てなので意見など言えるわけありません。


 前職の、会社で起きた変化は今のご時世に客への接待の為の交際費が出来たことと社員旅行の復活。もちろん土日で。もし、社員の福利厚生の一環だと本気で考えるなら平日にやるべきです。

これも全てオーナー会社の意向。

 全てが今の時代に逆行してる完全な昭和の営業会社です。地元ではこのスタイルで通用しているのでしょうが、都市部だと多分通用しません。

 だってこんな接待やパワハラ体質の会社と付き合いと思ませんから。都市部ならいくらでも付き合える会社がありますので。


 実は前職の会社が今月に大きな変化を私は懸念しておりましたので、転職の際にも一番信頼していた後輩に連絡をしてみたのですが…

ライン既読にはなりましたが、数日たっても返信はありません。今まではこんなことなかったのですが。

 考えられる理由は2つ。

一つ目は、私の質問が的を得ていて社外には口外しないように言われている。

二つ目は、裏切り者の私と関わらないようにいわれている。


 多分その両方とも正解だと思ってます。


もし、社内的に悪いことが無ければ普通に回答しますからね。わたしの予想通り前職の体制がかなり悪い方に変わりつつあるみたいです。

残った社員はこれから大変だと思います。


 私も恵まれた新しい環境に早く馴染めるように頑張らないとです。