転職という選択肢


 さて転職という選択をする場合、新たな事にチャレンジする事になります。

仮に転職先の企業が決まってもそこにはリスクもあります。

 新たな職場環境に馴染めるのか、仕事を一から覚えて実績を上げる事が出来るのかなど不安要素は沢山あります。


 その代わり、新たに働く上で重要な仕事内容ややり甲斐、給与や休日など福利厚生、将来的な昇進時の年収など、これらを全て自分の希望で探す事ができます。これは沈みゆく現職では決して実現不可能な事です。

 現職より待遇が良く、仕事内容に魅力を感じ将来性もある会社があればどうしたいとおもいますか?

普通なら会社を移りたいと思うでしょう。


 もちろん人生の大部分を費やす仕事なので、仕事内容ややり甲斐が一番重要なのは間違い無いです。

ただ現実問題働く以上、給与と休日と労働時間が大切なのも事実です。


 現職の雇用環境が将来的に悪化していくのが分かっていて、口では悪くなるのは嫌といいながらそれでも行動を起こさないで現職に残る従業員。

 正直新たな事にチャレンジする事が不安なのと、まだ心の中で新たなオーナーに変わっても労働環境が悪くなる事はないだろうと勝手に楽観視しているからだと自分は思ってます。

結局は自分の人生なので、最後は自分くで責任を取るしかないわけです。


 現実は決して甘くありません。会社経営者と従業員の立場は平等では無く圧倒的な差があります。当然経営者が上です。もし新たな経営方針が気に入らない社員が出てきたとしても、その時はその従業員に辞めて貰えば良いだけです。生活がかかっている社員は無理難題を押し付けても簡単に仕事を辞める事が出来ないのがわかってます。もし会社の経営方針に賛同しない社員がいればその時は不要です。経営者にとって社員の代わりはいくらでも用意できますから。


 立場の弱い我々従業員はどうすれば良いのでしょうか?

それは待遇に不満を感じたらそれを感じなくて安心して働ける会社に移動すれば良いだけです。これがシンプルな転職活動だと思います。


 待遇に不満をもち無理難題を言われてこの先ずっと我慢して劣悪環境で働くより自分が納得できる環境で働いた方が幸せだと思いませんか?


 私はM&Aされた現職に残る場合の将来的なリスクと今後会社に対する不満や無理難題を押し付けられて働きアリで人生を終わらせるのは嫌でしたから後者の転職を決意したした。


 もし、少なくとも当方はM&Aをして買い取った新オーナー会社が別の会社(H社)だったのなら転職はせず今も現職にとどまり様子を見ていたのは間違い無いですね。残された従業員は新たなオーナー会社の待遇など含めた本当の情報は自分で納得いくまで調べてそれを元に判断すべきです。

新オーナー会社が残念な事がわかったので、早急に転職を決意しました。


 次回からはいかに転職活動をやっていったかについてお伝えしていきます。転職というなの現実はかなり厳しいです。