山本 渉さんの書籍、「任せるコツ」の感想記事です。
私は教育について特に難しく感じていたのは、人の「褒め方」と「叱り方」です。そんな中、この本には「正しい褒め方」が書かれており、深く納得しました。それは、相手の過去と現在を比較し、成長に注目して褒めるという方法です。
以前、私は部下に対して「他人と比べてなぜ遅いのか」と注意したことがあります。これは悪い例です。他人と比較されると、比較された本人は不快に感じてしまいます。褒める場合も同様で、他人と比べて評価するのではなく、本人自身の成長や努力に注目することが大切です。
「褒めるところがない人」はいません。もし見つからないとしたら、それはマネージャー側の観察力や視点に原因があるのです。そんなときに有効なのが「リフレーミング」というテクニックです。リフレーミングとは、物事を別の視点から捉え直すことを意味します。
たとえば「仕事が遅い」という短所も、「仕事が丁寧」という長所に言い換えることができます。このように視点を変えて褒めるポイントを見つけ、その成長を認めることが、良い指導や人間関係につながるのです。