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右利き、左利きも極端になると弊害が起こる。

つまり、効き側ではない方と差が大きくなると、歪みが生じる。

 

僕は左利き。

しかし、鉛筆やギターなどの楽器演奏は右と言うちょっと変わり種。

ボールは右では投げれない。

 

20数年この業界に居ると、効き側との差が大きな人は歪み酷い。

優位側の筋肉にばかり刺激が行くので、反対側が弱くなり捻じれる。

 

一番分かりやすいのは、骨盤。

座った時、うつ伏せに寝た時に、あからさまな歪みが見れる。

 

右利きの方の場合、どうしても右の腸腰筋が強くなる関係で、右大腿が屈曲姿位を取る。

すると対側の左脚は左重心となる傾向から、左脚は伸展位を取る。

これによりズボンの後ろポケットの位置が極端に異なって来る。

そうして左重故に左背中は硬くなり、右腰が極端にくびれる。

これは骨盤由来の脊柱の歪みを生み、必然的に胸郭を歪ませる。

胸郭の歪みは肩甲骨の位置を狂わせ、左右の肩関節の動きも狂わせる。

 

当然、頸部にもその歪みは入り、結果、頭部の位置異常を起こす。

(集合写真の際、「もう少し顎を右に」とカメラマンから指示される場面に立ち会われた事があるかもしれない。しかし言われた当の本人は、顎を右にした方が歪んでいる様に感じている。それくらい頭部の位置異常を正しい位置だと認識している)。

 

先に上げた、骨盤の場合、右腸腰筋が強くなれば左殿筋が強くなる。

右四頭筋が太く前にせり出す感じで硬くなる。

腿上げなどの検査をすると、それは顕著で、片足バランステストをすると力の入り具合が左右で異なる事を本人が一番自覚する。

 

 

脳は、右脳で感じ、左脳で分析すると言う。

右脳は自然と繋がり、左脳は己を作ると言う。

自然と人とは陰陽の関係であり、その両面が大事となると言う。

故に、右脳と左脳は繋いでおかなければならず、情報の共有をしっかりしていないといけない。

 

しかし、こうして歪みが起こると効き側の脳ばかりが信号を発信し、弱い側の脳は信号発進が弱くなる。

こうして右脳と左脳の情報共有に差が出来ると、本来の自然の感知・人としての判断に狂いが生じると言い、間違った認識で世界を見始め、それが結果としてキャラ形成となると言う。

 

歪みは定期的に正さないといけないと言われる、所以。

 

 

身体バランスは、見た目の問題だけでなく、健康問題(内臓への血流分配や消化吸収問題・治癒力)・肉体運動問題(運動器や自律神経の問題)、キャラクター(思想)にま影響すると言う事は、知っておきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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