サラリーマンを退職したけどのお話⑳ 親父の持論だけど・・ | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

親父の持論です、すごく偏見が入ってます

 

親父「いいか、戦後に農地解放があって、それで大きく日本はかわった、その時は食料難であり・・・・」

 

戦後を知らず田舎暮らしをしたことのない私にはわからない話ですが

 

親父「戦後はとにかく食料がなかった、そして農地解放で小作の人が土地を持って農家になった」

 

ここまではわかります

 

親父「だからな、戦後は農家に嫁に行くのは、良い嫁ぎ先とされてたんや、だから農家の嫁さんは頭がよくて器量の良い人が多い」

 

まあ、食料に困らなくなりますから、なんとなくわかるかな?

 

ただ、農家の人に接してないのでわからない

 

親父「だから、農家の嫁さんは頭の良い人が多くて、旦那が弱い家が多いんや」

 

それは、偏見じゃないの

 

・・・・・・

 

平成26年に6物件を購入

 

そのうちの一つは、地元の賃貸マンションを購入

 

この物件に関わる話は以前に書いた事があります

 

・所有者は、父が建設会社を経営していた2代目兄弟

・元は地元の庄屋さん、地主さんで土地を複数所有

・お父さんは才覚があり会社を大きくし地元でも有名

・お父さんが没後、兄弟で会社を継ぎます

・兄弟で会社を経営するが、経営が上手くいかなくどん詰まり

・噂では、ギャンブルと女性に多額のお金を使ってしまっている

(兄弟は40代後半から50代くらいだったかな)

・納税、借金ともに滞納

 

こんな状態で大変な状況でした

 

以前の時に書いてない話を少し

 

納税や借金の返済のために資産を切り売りしてました

 

当社が購入したのは、その中でも虎の子の物件

(といっても、1億1千万です)

 

商談のために先方の家を訪ねると昔ながらの庄屋の家

 

物珍しさで感心しました

 

この時に売買の先頭にたってのは

 

奥様「これが、各お部屋の鍵、点検記録、賃貸契約書・・・」

 

建物管理は奥様が主でやられてました、テキパキとされていて、やり取りもスムーズでした

(申し訳ないですが、旦那さんよりしっかりされてました)

 

漏れ聞こえてくる会話を聞いてると

 

・売ったお金は兄弟で折半

・この物件を売って滞納分の税金・借金の返済ができる

・弟はリースバックで建物に残る

 

売買契約を結び決済

 

私「ありがとうございました」

 

奥様「こちらこそ、ありがとうございます、これでスッキリしました」

 

その後の噂では・・・

 

奥様、お金が入ったので財産分与をして離婚

 

弟、リースバックで建物に残るが賃料を払わなかったので裁判して強制執行

(弟もお金をもらいましたが、すぐに溶かしたのでしょうか)

 

債権者が何人も当社に問い合わせにきました

 

・・・・・・・

 

親父「農家の嫁は頭がいいからスカッとしてる、先がない農地とか資産は売ってしまえや、反対に男の方は先祖代々の土地っていうのにこだわって判断が遅れてる」

 

親父の偏見だと思うのですが、親父のこの話を聞くたびに

 

平成26年に購入した、この物件の事を思い出します

 

結婚された当時は農地や資産があってよかったのかな?

 

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