倒産予兆のテナント、気をつける事のお話 | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

以前書いたこのお話

 

 

家賃を滞納したテナントより

 

滞納した分を敷金で精算してくださいと要望を受けます

 

その要望はOKしましたが、次のテナントさんとの契約は滞納テナントさんの倒産リスクがあるので退去を確認できるまで契約しないという内容です

 

万が一、倒産した場合は弁護士による資産査定のため貸室の明け渡しがずれる場合があります

 

その場合、次のテナントさんに引き渡せない場合があり

 

違約金が発生するリスクがあります

 

その後

 

・・・・・・・

 

私「通知来たよ」

 

管理会社「えええーーーきましたか」

 

 

そりゃ来るやろ

 

契約中の倒産をおそれていましたが、退去後10日後くらいに倒産しました

 

事前の準備を充分にしてたので混乱はなかたですが

 

貸室の電気代の数万円はとりっぱぐれてましたが仕方ありません

 

それより

 

管理会社「今回は勉強になりました、でもTAIさんの言ってる通りになりましたね」

 

私は予言者でもなく、先を読む力が強いわけでもありません

 

単純に、これまで何件もテナントさんが破産して経験値があるだけです

 

管理会社さんとの差はそこだけです

 

管理会社「特に、あの時に言われたのはその通りだったので助かりました」

 

私「ああ、でも普通に考えたらそうですよ」

 

滞納がはじまり、テナントさんが解約予告を提出した時に合意解約書の締結を急ぐように言いました

 

管理会社はまだ時間(解約まで)があると言いましたが

 

私「倒産テナントの場合、社員はドンドン辞めていくから連絡取れなくなるよ、上層部は雲隠れするから先方から印鑑が貰えなくなるから急いだ方がいいよ」

 

過去の経験ですが、倒産が近くなると電話もつながらなくなります

 

管理会社「明け渡しの打合せや電気代の請求で電話をしてもつながらなくなりました」

 

そうなると話し合いができなくなり、書類の締結もできず後々でややこしくなります

(原状回復も合意できなくなり着工できなくなります)

 

倒産予兆がでた時は早めに話を詰めないといけません

 

昨年は倒産案件が3件

 

今年はどうなるか

 

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