パワハラ訓示からスタートした宅建合宿ですが
講師「いいですか、皆さんには時間がありません、この短期間で合格をといわれてますので大事なことしかいいません」
宅建の講義は何回か受けたことがあります
試験範囲も広いのですが、2泊3日で合格ラインってどうするのか
一般的な宅建の参考書を渡されます
講師「え~、まず弁済、ここは今回でません、次、時効関係の問題、ここもでません、次、追認のこの部分は出る可能性が高いので説明します・・・・」
(項目は適当です)
ザワザワザワ
えっ、出ないっってどういうこと、そしてここが出るってどういうこと
講師「はい、追認の場合でるとしたらこういう問題です、いいですか・・・・」
えっ、どういうこと
後で聞くと、例えばこの10年で3回出題されてるような項目があります、その項目の問題が去年出題されてたら今年は出題がない
逆に2年間出題されてない場合は、この年は出題される
出題される問題の過去問をみると今回はこういう項目の事が聞かれるのが予想される
そう、講師は過去の出題傾向から今年の試験を予想、その予想部分だけを勉強・説明する講師だったんです
しかし、受けてるこっちは不安になります
講師「はい、ここから後の20ページは出題されません」
えっ、本当に20ページ分出題ないの
講師「では、午前の終りに小テストします、解いてください」
終始こんな感じで、最後の方は模擬試験ばかりします
最終日
講師「はい、私の言った範囲を中心に勉強してください、皆さん頑張ってください」
こうして、半信半疑な合宿は終ります
(この時点で9月です)
しかし・・・・
私「駄目だ、いそがしすぎて勉強する暇がない」
合宿以降、勉強しようにも時間がとれない、週1日の休みを図書館で過ごしますが
代理店「TAIさん、打ち合わせしないと間に合いません、どうしましょうか」
私「も~う、大阪市の西区の図書館にいるから、きてください」
業者に図書館まで来てもらい打ち合わせを行なってました
(休みなのに、いつもパツパツで仕事してました)
そして、試験当日を迎えます
私「駄目だ、去年より自信がない」
(この1年前は2点足らずに不合格でした)
しかし、問題をみると
私「・・・・・すげえあの講師、言ってた通りの範囲と問題がでてる」
そう、あの講師の予想が結構な確率で当たってます
講師が問題作ったのかと思うくらいです
試験後
上司「どうやった」
私「あの合宿凄いですよ、予想通りの問題がでてます」
上司「自己採点どうや」
私「36点です」(それでも36点しかとれません)
(5点免除も持ってます)
パワハラ合宿でしたが見事合格しました、あの合宿なければ合格してないと思います
・・・・・
私「合格したけど、どうやった」
K「あかん、不合格やった」
私「え~~~~~~、あんなに予想当たってたのに」
K「あんなに当たると思わんと別の勉強もしてた、上司に殺すぞ、この馬鹿野郎って言われてる」
合宿参加者の合格率が高いなか、Kはまさかの不合格
あんなに絞りきる講師を信用できなかったみたいです
この次の年も合宿が行なわれますが、合宿参加組は高確率で合格します
しかし、この合宿
検索しても引っ掛からないですね、大企業だからこそできたのか
いったい講師料はいくらだったのか、最後までわかりませんでした
・・・・・・
嫁との話しで
私「あなたも宅建とって欲しいんだけど」
嫁「えっ、なんで」
もし、私に何かあったときに宅建を持った人がいないと会社が引き継げません
会社を処理するにしても時間がかかります、私以外の有資格者が必要です
(兄に頼るしかありませんが、無理があります)
嫁「で、その試験は何歳から試験受けれるの」
私「えっ、知らんけど、たまに小中学生が取得したとかでニュースになってるけど」
嫁「じゃあ、この子に勉強させたら」
といって息子を指します
私「えっ、この子はまだ9歳やで」
嫁「だって、後継者にならんでも、そんだけ物件あるんやったらこの子も宅建いるんやろ、だったらこの子に取らせたらいいやん、私はこの年から勉強なんて嫌やで」
私「・・・・・」
えっ、息子、隣で「ドラえもん」のマンガ読んで笑ってるで・・・・
息子に話しかけます
私「おい、宅建っていう試験あって、その勉強しようか・・・・」
(言ってて空しい)
息子「えっ、いややで、勉強嫌いやもん」
私「・・・・・・」
息子が宅建取得するまで死ねません、長生きしないといけない私に同情していただきクリックお願いします
(それか、息子の嫁さんの条件を宅建取得者にするかです)