vol.2127
今年1発目の
プロジェクトコンサルが始まった
わしのやっている
プロジェクトコンサルトとは
わしの元に相談に来られた会社を
立て直すために
以前は、1年とか2年とか
長い期間をかけてやっていた
しかし、こんな長期間のコンサルを
5,6年やって来て
出した結論は
長すぎる!
長すぎるから
色々な面で馴れ合いにもなってきて
伸び率が悪くなってくる
瞬発力で勝負しているわしとしても
1,2年という長いマラソンは
苦手だということが分かった
だから、色々な相談をされたなかから
1つのテーマを決め
最終目標として
どこに到達点を持ってくるかを決め
それを、3ヶ月~6ヶ月という
短い期間でやってしまうという手法
ここに落ち着いた
といっても
わしのやっている
コンサルティングというのは
世間一般でいう
コンサルティングとは違うのかも・・・
というよりも、わしはこの
コンサルタントとか
コンサルティングという
言葉が一番好きじゃない
偏見かもしれんけど
コンサルタントの人って
確かによく勉強はしているし
色々な会社のパターンも
見ているとは思うけど
実際に自分の身銭で
経営したことはあるんか
って聞きたくなる
「ちゃんと自分で
コンサルティング会社やっていますよ!」
っと言われるかもしれんけど
コンサルのような
在庫も持たない
お店も持たない
従業員もそんなにいない
こんな、頭に汗をかくような仕事じゃなく
もっと身体に汗をかくような
商店的な仕事をしたことがあるんか
って言いたくなる
卓上で勉強すれば
色々な知識は身につくかもしれんけど
中小零細弱小家業の仕事って
1+1=2
にならんことばかりなんよ!
たまには
1+1=10
になることもあれば
その逆で
1+1= -10
になることだってあるんよ
それを
「なんで、そんな計算になるんですか
1+1=どうやっても2でしょ」
って声を大きくしたって
そうならない人間関係が
そこには絡み合っているんです!
だから、わしのところに
相談に来られる方の95%以上は
商材が悪いとか
経営戦略が悪いとか
そんなんじゃないんです
商材や売り方に
問題があるんじゃなく
社長と社員の関係性に
問題があるんです!
だから、わしが色々な会社を
コンサルさせてもらうときに
最初は、その会社の決算書なんて
一切見ない
なんの知識も入れず
その会社の会議とかに出させてもらって
人間関係を把握する
わしはこの
人間観察力に長けている
なぜなら
人間模様が交錯する
水商売を
17歳から40歳まで
20年以上やって来た
だから、目の前の人が
口には出さないが
何を言おうとしているとか
腹の底では何を考えているとか
手に取るように見えてしまう
だから、その会社の会議に出ると
社長がしゃべっていることや
それに対しての
社員の受け答えだったりを見て
この会社の問題点を探っていく
みんながそれぞれ持っている
心の奥底にしまい込んでいる
たくさんの
不平不満
ここに手をつけないで
何が改革か
そんなプロジェクトコンサルの
2014年の第1発目が昨日から始まったので
また、経過報告をさせてもらいます。
ほんじゃまた