商品の価格は、誰が決めるの? | 集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

私自身がヤミ金などのブラックマネーに手をつけ1億円の借金を作りどん底にまで落ちたアホ社長だった経験値から『成功する経営には何が必要なのか!』これを見つけ出しました。このブログは私以外にも沢山いるであろうアホ社長再生を目的とし切り口鋭く毎日書いています

vol.387

先日、IT関連のサービスを手がけられている社長から相談があった。

在庫管理のシステムを簡素化させるソフトを作ったんだけど
その商品の価格を、どうしたら良いかという相談だった。


クライアントから、在庫管理や棚卸しに時間がかかって
何とかこの作業を簡素化できないかという相談を受け
作り上げた商品らしんだけど

価格をいくらにしたら良いかと言う事で、悩まれていた。


話を聞けば、結構開発に時間がかかったらしい。

その相談を持ちかけたクライアントさんに
ヒヤリングを繰り返し、試行錯誤の結果、できあがった商品らしんだけど

自分で付けたい商品価格と、ライバル商品の市場価格に開きがあって
社内でも、意見が分かれていると言う事だった。



そして、商品の内容を聞かせてもらったんだけど
わしが思う、まず1番の問題は



その相談を持ちかけてきた企業には良いのかもしれないけど
わしには、便利に感じる物ではなかった。



造り手の技術の説明より
使う側の便利さが、欠けているように思われた。



だからこの商品を、ある特定の業種だけに販売していきたいのなら
このままの商品で、良いんだろうが
その社長さんは、他業種にも販売したいという事だった。


と言う事は、そこには問題がある。


お客さんの声を、何度もヒヤリングしたという割には
色々な業種の方の、苦痛や悩みを確認した訳ではない。


あくまでも、今回相談を持ちかけた企業の話だけだ。


それなら、その相談を持ちかけた会社の専用ソフトにすれば良い。

 

しかし、ここ1社だけの為では採算が合わないから
広く売って行きたい! と言う事だ・・・


だから、わしはハッキリ言った。


「わしが15年やってきた洋服関係で言えば


 この在庫ソフトでは、まったく使えんね!

 

 いらん機能が多すぎて、かゆいところに手が届いてない。 」



・だから、もっと色々な業種の方の話を聞いてみること。

・造り手の大変さや、手前味噌的な事は、実際に使う者からすればどうでも良い。

この2つを伝えた。

 


物を作る人は、最初はお客さんのために作っているのだろうけど

 

作っていくうちに、自分の思いが入りすぎて

誰が一番喜ぶ物かが分からなくなる傾向があるように思える。

 




『あなたの物造りの大変さや、手前味噌的な事は
             商品の価格には反映されない!』

 





その社長、帰るときにはちょっと不機嫌そうだった・・・

 

でも、わしはそう思う。

 



ほんじゃまた

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