5月に引き続き、有限会社アリストの山田千夏先生による「新人研修フィジカルアセスメント第2弾」が京都科学東京支店セミナールームで行われました。

 今回は「心雑音に挑戦!おなかの異変を評価できるナースになる!!」をテーマに、5月の研修内容を復習しながらシミュレーターを使用し心雑音と呼吸音についてアセスメントし、現場で新人たちが苦労している簡潔明瞭なSOAPの書き方まで教えていただきました。

 心雑音のアセスメントでは、胸壁から振戦(スリル)を手で感じたり、心雑音の聴取部位とタイミングによってどの弁の領域で、心室の動きは何期なのかを言い当てました。呼吸音については疾患を織り交ぜた難易度の高い設定のシミュレーターから的確に音を聞き分け、正解を導き出し、聴診技術のセンスの光る新人たちの様子を見ることが出来ました。

 受講終了後は、「今回の研修はもうちょっと早い時期に受けたかった」や「また機会があればぜひ参加したい」など意欲的に学ぶ姿勢が見られたり、「心雑音や呼吸音のアセスメントに自信がついた」「明日から早速役立てたい」「腸蠕動の聞き方について学べてよかった」等の感想が聞かれました。

現場では仕事も覚え、一人立ちを始めた時期に今回の研修を受講し、より実践に向けてよい学びが出来ました。

今年の新人たちも、現場でいろいろな経験をし、先輩のアドバイスや技術を吸収し、日々成長しています。今後の活躍を期待し、応援していきたいと思います。 

 

 

   

 


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