2017年1月25日に今年度2回目の看護部伝達講習会が開催され、3名の方が発表されました。

  救急外来看護師による「自殺企図患者の対応」では、医療現場で遭遇する自殺未遂者は氷山の一角であり、自殺予防における救急外来の役割が大きく、コミュニケーションスキル、的確なリスクアセスメントと必要な治療、支援機関へのつなぎが重要性であることを学びました。

  「周術期管理チーム看護師とは?」では資格を取得した看護師から、多職種のチームで患者さんの周術期サポートをすることで、患者リスクの把握ができ、不測の事態を回避する効果が期待されることが発表されました。

  産業保健師による「ストレスマネジメント」では、看護師の感情労働の特徴と代償について報告され、看護師同志がお互いに支え合うための感情の表出方法などを学ぶことができました。「ケアするためには、ケアされる必要がある!」という言葉が印象に残りました。

 

3つの発表に共通していた内容は、看護師一人ひとりが、業務の中で、「安全を配慮したチームワーク」を意識することで患者さんに「安心」を提供することができ、働く看護師も

ストレス等のリスクから守られるということでした。

 

この研修の学びを日々の業務に取り入れていきたいと思います。

 

 

 

        

 

 

 

 

      

 


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