日々、一歌115/365+1

 

ひとり泣く

雨は冷たく

林檎花の

いさよふ瞳

うつつの夢と

 

「か」だろうけれど、「と」。「だろうか」ではなく、そうなだ、と。そして、ひとり泣くのは、自身なのか林檎の花なのだらうかという感じ、

 

ここ数日の句から、変異、変調、、

 

ところで、

あなたなる

林檎の雨の

あなたなる

も、いい、、、

 

不器男の

あなたなる

夜雨の葛の

あなたなる

は、底なし、、