日々、一歌88/365+1  

山桜
匂い立つ日を
待ちかてに
春はいずくと
鳴くぞウグイス

寛平の御時、后の宮の歌合の歌 【在原棟梁】

春立てど
花も匂はぬ
山里は
ものうかる音に
鶯ぞ鳴く

古今和歌集 春上より