昨日の夜から雪が降った。各局の天気予報では、市民を不安にさせる位の言葉が連なって、朝一番に外の様子を窺うまでドキドキだった。ドアを開けて確かめると積もった雪は3〜4cmで、明日の朝まで断続的に降るものの、そこまでの大雪にはならないのでは無いかと感じている。
青森市では、時としてドカ雪が降る。朝起きると膝下まで積もっている事もある。その位積もった雪は一気に片付けようと思っても無理がある。2〜3回に分けて片付ける。しかし、片付けている間にもどんどん降り積もる事もあり、そんな時は諦めるしか無い。片付けるのを諦めるのではない。地道に片付けるしかないと諦めるのだ。
雪国では、積もった雪を片付けないという選択肢は無い。どんなに降っても、どんなに積もっても、数回に分けてこつこつと片付ける。この『こつこつ』と言うのが鍵だと思う。少しずつ、確実に、いつかやがて片付けられると信じつつ。
現役時代、仕事が溢れかえった事が何度もあった。そんな時はやはり『こつこつ』と進めるしか無い。
止まない雨はなく、片付かない雪はなく、仕事はやがて落ち着く筈だ。
そう思わないと、人生やってられない。