7月に車を買い替えた。長年乗った車を手放すのは忍びなく、妻と何度も話し合って決断した。前の車はメルセデスベンツB200。馬力があるので走りは軽快かつ重厚で、しかしながら室内の静謐(せいひつ)性は高く、快適なドライブを楽しめた。運転性と機能性も良く、高速走行になればなるほど、その差を実感する。
その車を廃車下取りしてもらって、軽自動車に乗り換えた。人生初の軽自動車だ。後部スライドドアタイプのワゴンなので室内空間は思った程狭くは感じないし、後部座席を倒せばそこそこ荷物も積める。そして一番驚いたのが走行性能である。当然前の車とは比べ物にならないが、安定走行をしているとエンジンの回転数は低く抑えられ、その音もあまり感じない。流石に坂を登る時にはウィーンと踏み込むこともあるとは言え、軽自動車もここまで来たかと驚かされた。
青森にいると、軽自動車を多く見かける。商用車以外だと7割が軽自動車と思われる位、よく見かける。地方都市だと一家で車が2台、3台と所有していることもあるし、もしかしたら所得も関係しているのかも知れない。
以前京都に車移動で旅行をした。6泊7日で楽しんだが、驚いたのは外国製の車の多さである。感覚で申し訳ないが、1割はそうである様に感じられた。青森では50台に1台とかではなかろうか。そして軽自動車は青森の様には多くなかった。さらに、時間貸しの駐車場の値段も高かった。都会と地方都市はこんなにも色々と違うのだと強く感じた旅行でもあった。
兎にも角にも、今は軽自動車で快適に暮らしている。
あ。もうひとつ。タイヤ交換時に『タイヤ』が軽いのもいい点だ。