僕の大好きな漫才コンビ、U字工事のコントの中に、こんな遣り取りがある。


「おめぇ、英語でぎんのけぇ〜」

「あだりめだっぺよ。誰だど思ってんだぁ?」

「ほんじゃ、英語で言ってみろぉ」

「おぉよ」

「犬は?」

「ドック」

「猫は?」

「キャット。簡単だべよ〜」

「んじゃぁ、さがなは?」

当たり前だと言わんばかりの表情で

「鮎だべよぉ〜」


 その地その地で名物と言われる食べ物があるが、青森県ではお花見の時期といえばトゲクリガニとシャコである。

 トゲクリガニは、一杯3000円から大きいものだと5000円する毛ガニにに比べて、1000円ほどと安く、まさに今が旬である。多少小さいものの、味は濃厚で、毛ガニに負けず劣らず美味しい。

 シャコはご存知の通りエビに似た甲殻類だが、エビとはかなり遠い。青森ではガサエビという。こちらも今が旬である。煮ると甘味と独特な旨味がありとても美味しい。サイズにもよるが、価格は一尾当たり200円するかしないか。


 ただし、桜祭りの出店では販売していないと思うので、要注意。市場とかで買って茹でたものを持っていくので、観光客の皆さんは難しいのかも。


 桜が連れてきてくれる旬が楽しみだ。