10日前、メジャーリーグのドジャースとカブスの日本開幕戦が行われた。カブスの今永投手と鈴木選手が先に来日し、ドジャースの大谷選手、山本投手、佐々木投手が続いて来日した。両チームの選手共、アメリカを出発した様子から報じられ、日本国内はまさにメジャーリーグ一色に染まった。
巨人や阪神との練習試合もテレビ放映され、東京ドームでの試合前日の公式練習も有料で公開されるなど、開幕試合周辺のあれやこれやにファンが投じた金額の総額は如何ばかりだったろう。
本戦である2試合はテレビで生中継されて、普段はメジャーリーグの試合を観ない人までも、テレビの前に張り付いたのではないだろうか。
山本投手は1点を失うものの安定感のあるピッチングで試合を作り、佐々木投手は途中球が荒れたものの3回1失点で上々のメジャーデビューを果たすとともに、実力の片鱗を見せてくれた。
対する今永投手は、4回を投げて四死球こそ与えたもののノーヒットで無得点に抑えた。
そして何と言っても大谷選手。開幕試合でマルチヒットを打ち、2戦目ではファンが見たいと願っていたホームランを放った。昨シーズンの記録ずくめの打撃を彷彿とさせる実力を示してくれた。
ドジャースは28日(金曜日)にアメリカでの開幕戦を迎える。2戦目の先発が山本投手で、3戦目が佐々木投手の予定である。
カブスも同日にアメリカで開幕戦を迎え、今永投手は3戦目に先発が予定されている。
今年もメジャーリーグから目が離せない。
今回の実況放送で流れた大谷翔平君のCMで、もと巨人軍の長嶋さんにメジャーリーグからオファーが届いていたと知った。
日本人であり昭和世代である僕にとって、驚きであり、大いなる喜びだ。