驚きのニュースが飛び込んだ。流れている最中にスマートフォンのメモに打ち込みながら頭の中で反芻した。ニュースが終わってからも心に残ったフレーズと心に浮かんだ感情を打ちとめた。
青森県下北郡佐井村。マグロで有名な大間町の下に(南に)接する、『まさかり』の刃の上の部分に当たる村。村内には漁港をもつ集落が点在し、村の中心部には観光施設や商業施設が集まっている。
その佐井村からエチオピアに向けて電気を届けようと奮闘している企業がある。佐井村の地元商社コメイチの太田社長は、SDG'Sに向けた取り組みとして、大陽光発電型蓄電器を開発。9月中旬にエチオピアを訪問。エチオピアでは国民の9割が電気の恩恵を受けておらず、深刻な電力過疎の状態なのである。
佐井村も、昨年、脱炭素化のモデル事業に選出するなど事業を後押ししている。
今後、エチオピアでの事業展開を目指すとともに、佐井村から世界を目指すグローバルな取り組みとして注目されている。
この様なアイデアは全国津々浦々至る所に眠っている様な気がしてならない。当然、ライフラインである電気、水道、エネルギーなどが求められることが多いと思うが、生活を豊かにするアイデアはたくさんあるはず。
私たちが当たり前だと思っている100均グッズですら、とてつもない生活革命になり得るのではと思う。
コメイチの今後に大きく期待するとともに、第二第三のコメイチが現出することを切望して止まない。