娘が小学3年の夏、家族3人で奥入瀬渓流を踏破しました。踏破と言っても3週に渡って約14kmをなので、子供でも歩けました。


 奥入瀬渓流を歩くって?行って戻って往復するの?


 ちょこっと説明します。


 奥入瀬渓流沿いにはJRの路線バスが走っています。奥入瀬渓流の中で最も下流側のバス停『奥入瀬渓流館』から十和田湖のバス停『子の口(ねのくち)』まで、8個のバス停があります。

 自家用車で来られる場合、僕のお勧めは『石ケ戸』に車を停め『銚子大滝』までを歩くというものです。おおよそ5〜6km。そして『銚子大滝』からバスに乗り『石ケ戸』に戻って車をピックアップします。


 『石ケ戸』には、お蕎麦やお菓子、ソフトクリームなどを販売している建物とトイレが併設され、その裏手の瀬から散策をスタート。

 順に、屏風岩、馬門岩、阿修羅の流れ、飛金の流れ、雲井の滝、白布の滝、玉簾(たますだれ)の滝、双白髪(ともしらが)の滝と進み、川幅いっぱいに水が流れ落ちる渓流最大の瀑布、『銚子大滝』でゴールです。

 中でも見所が『雲井の滝』、『阿修羅の流れ』、『銚子大滝』です。是非ともここは外さずに経路を決めましょう。

 ただし、奥入瀬渓流の途中で飲料や食料を調達できるのは、今回散策のスタート地点にお勧めした『石ケ戸』以外はありませんのでご注意を。

 また、『石ケ戸』は道路幅が広く、両側に駐車できるように配慮され、誘導員もでます。が、台数には制限がありますので、早めの出発か遅めの出発がいいでしょう。


 バスの時刻表は、【奥入瀬 JR】で検索すると、JRバス東北のページがヒットします。


 また、毎年行われるマイカー規制は、10月21日(月)〜10月27日(日)の予定です。その際は、誘導に従って駐車し、シャトルバスをご利用下さい。