大谷選手、大丈夫ですかね。

大谷選手に励まされたりして最近私は過ごしてきたので、彼の実績もさることながら、彼の恐ろしいほどの努力、それこそがもうすごいですよね。家族のように信頼していた人からの裏切り、辛すぎるけど、きっとメンタルコントロールが、一般の人よりずっと鍛えられているはずです。これからも応援したい。早く大谷選手のホームランが見たい!笑顔が見たいです!

 

ただ純粋であればあるほど、野球のみに集中するがあまり、大谷選手の人の良さですよね。人を信じるということは、結構ミスりがちで、自分の理想をその人に押し付けているという可能性もあるのではと思っています。案外人って、どんなにいい人でも悪魔になりうるんですよね。そういう側面を知らないのかもと思いました。純粋さは時に残酷です。大谷選手の能力、努力、稼げる額、これはもう尋常じゃない。嫉妬される存在です。悪だくみを考える人だって出てくるのが普通だと思います。

 

私はとうにひねくれているので、純粋にはあまり考えられませんが、だけど私も小学生くらいまでは純粋だったのではと思いたい。その時の私は、何度親に裏切られたと思ってきたことか。でも、それって、自分の中の理想の「親」像だったんですよね。

 

親なんだから、毎日ご飯作ってくれるはず、きっと一人で留守番していたときのことを思って、寂しい思いさせてると思ってくれるはず、自分を愛してくれるはず。そんなもの、全部自分の理想でしかありません。

 

親が水商売とかで働いていたので、夜は居ない毎日。だからと言って、真夜中過ぎ、朝方、帰ってきても、どっちみち、機嫌悪く、私か年子の弟を殴るか、ヒステリックに怒るくらいだったので、いなくて正解でしたが、常に寂しかった。そういう苦しみを理解してほしかった。今だって、そう思うときもあるんです。そういう小さな苦しみは、どこが根源かというと、親は子供を愛してくれるはずという勘違いから生まれているわけです。親も人間で、子供を愛せる人もいれば、愛せない人もいるわけです。

それが現実で、それが私の親なわけです。これを受け入れる強さを身に着ける必要があります。

 

理想は私の中で追い求めている「親」像で、実際の親は違う。それを受け止めてからしかはじまりません。求めてたら、ずっと裏切られ続けることになります。でも実際は裏切られたんじゃないんです。私が受け止められなかった結果が招いたわけです。自分の未熟さ、人に求めることへの怖さがここにあります。自分を愛してほしい、自分に誠実でいてほしい、これはもう人に求めてしまった時点で、自分の理想をその人に押し付けてしまっているわけです。だけど、私は人を信じる人でいたい。だから、裏切られてもいいという立ち位置でいたい。だから傷ついたら、これは私の理想を押し付けてしまった結果だと思うことにしています。心の中で理想を抱くくらい、いいではないかという思いでいます。親を本気で殺したいくらい憎しみでいっぱいで満ち溢れていたときよりも、何回も傷ついて、裏切られたほうが楽なんですよね。殺すほどの憎しみで心が満たされると本当に自分が恐ろしいくらいに苦しくなりました。今目の前に親がいたら、私は絶対殺すと分かったときに、私は親のためではなく、私自身のために家を出ました。これは本当に大正解でした。だから、殺すほどの憎しみで心が満たされるよりも、人を信じるという立ち位置でいたほうが楽なんですよね。実際は信じてなくてもです。信じるふりでも。

 

人は誰しも強くありません。

強くないので、人を傷つけたり、苦しめたり、苦しかったり、寂しかったり、失敗をしまくるわけです。そういう自分の1つ1つを受け入れていく。こうだったらいいなくらいの理想をもっていてもいいんです。だけど、それを人に押し付けない。

 

人に認められたいとかの承認欲求、これもです。だけど、私は未だに求めています笑っ

頭では分かっているんですけどね。人は本当に愚かな生き物ですよね。まぁ、これはこれで私は自分が愛しく、可愛いと思っています。失敗ばかりしている自分が好きです。裏切られるのは、たいてい親ですけどね。ただ考えてみると、私は親以外の人に裏切られたと思ったことがありません。おそらく、私は人を最初から信用していないのかもしれませんが。実際信用しているつもりでいますが、裏切られたことがないんですよね。裏切りという強い言葉よりは、嫌な気分にさせられたことは何回もありますが。

 

なんなら、社会に出て思うのは、結構人って優しいのではないかと思うくらいです。自分が考えていた以上には、人は優しいんです。私はそれが根底にあるので、まだ社会にいれるのかもしれません。働くことがこんなに嫌いなのに笑っ

 

コミュニケーションがこんなに下手だからこそ、ちょっとした無視や嫌がらせ、責任を押し付けられたり、色々嫌な経験をしてきたんですけどね。ただ私は私に固執され、徹底的にいじめ抜くみたいなことは、今のところありません。もしそのような場面になったら、私は逃げると思います。逃げるが勝ちと思ってるくらいです。自分の精神は自分しか守れません。自分のキャパは自分しかわかりません。だから、それこそ、自分のためだけでなく、旦那さんのためにも全力で逃げます。

 

私が欲しいのは、お金やスキルだからです。会社に求めていることは本当にこれに尽きます。だから、メンタルが病んでいては続けられません。

 

私の10代くらいの過去は暗い話が多いかもですが、今は暗いなんて思っていないんです。貴重な経験ですよね。母が水商売だったこと、親が借金取りに逃げ回っていたこと、夜逃げを経験したこと、母に脅されて笑っ、水商売を少し経験したこと、これは全てなかなか経験できないことですよね。

 

こんな親、周りにいないんじゃないかって思いますね。

ここに追加で、本当は子供を愛せる親だったら、最高でしたが、親もこんな人生になるなんて思っていなかったでしょうから、その当時は必死で生き抜いてきた、子供とかではなく、生きることに必死だったと思います。自分を保つことさえ難しかったでしょう。その当時のことを親はよく覚えていないと言ってた気がします。なので、私や弟を殴ったり、ご飯を作っていないとか、ご飯がそもそもなかったとか、そんなこと覚えてなくて、借金取りから逃げて、生き延びることで精いっぱいだったのかなと思います。

 

だから、私が10代の頃を何か話したからと言って、誰も聞く人はいないし、弟たちにとっても辛い記憶だし、結局過去は誰も変えられません。そんな当たり前のことを理解するのに、15年以上かかりました。今だって、理解したとしても思い出に苦しんでいたりします。そんなちっぽけな自分が私なわけです。

 

自分を大きく見せたいし、自分は思っているよりもすごい人間だなんて思いたくて、思っても、自分は変えられず、それ以上でもそれ以下でもない自分がいるだけで、そんな自分を受け入れられるのは自分だけなのに。

 

ありのままの自分を受け入れるって、案外怖いですよね。自分はちっぽけな存在とは思いたくないもんです。自分がこんなに苦しんできたものが、どうでもいいと言われてる気分になります。でも、実際自分にとって、こんなに苦しんできたものは、他人からはちっぽけなわけです。ちっぽけなものにこだわることは、大切だけど、それは自分にとってはです。だからこそ、自分だけはそのちっぽけと言われる苦しみも大切に扱ってあげましょう。自分が苦しいのなら、それは苦しいんです。

 

長々と話してしまいましたが、ドジャースで活躍していく大谷選手を心より期待しています。早く大谷選手のホームランが見たいですし、早く大谷選手の笑顔が見たい!結婚もされたし、これ以外は順調そのものです。昨日もアベマでドジャースとエンゼルス戦を観戦していましたが、確かに大谷選手は不調そうですが、こういう時ももちろんあるのが普通です。というより、今までが異常という感じがします。

 

大谷選手は日本の宝ですよね。こんなところで潰されないでほしい。大谷選手の活躍を見れないのは、つまらないですしね。不調でもいいんです。大谷選手のプレーを見続けたい。見ると、なぜか勇気が出るから、不思議です。人を魅了してやまないのも大谷選手の魅力です。