本日も終日梅雨空
パリオリンピックが始まった、なんとなく気になったバスケを観戦
勝てませんな
話題になっていた永山竜樹の負けを確認した
確かに審判の「待て」のコールがあってからしばらく絞め続けていることが分かる
審判は「締め続けることを傍観して」「有効と判断して勝者を決定した」という判断をした
ある人は『「待て」がかかったからと言って気を抜いた方が悪い』という見解を示している
しかしそれではルールを作る必要も守る必要もなくなる
なんのためのルールと審判か?スポーツでもルールを守ることは大前提だと思う
現在ではサッカーなどでは画像判定が一般的になり「何もそこまで厳密にジャッジする必要ある?」というレベルまで精査している
それとは真逆の審判の対応とジャッジがオリンピックという場で普通に起こり、勝者は「審判が絶対だ」と胸を張る
はっきり言えることは、ルールが分からない選手と審判がオリンピックの試合の場にいることは相応しくない
ルールを理解できて違反だと分かっていながらあの行為で胸を張るのであれば選手として失格だろう
さらに審判が「間違えて「待て」て言っちゃた…」と述べたとか?無茶苦茶だよね
”主審は「待てを掛けたのが間違いだった」と主張したといい、審判団トップの1人は「笑っているわけですよ」とまともに取り合ってもらえなかったことを明かした。”
「待て」を掛けたことは間違い無い、それでも「絞め」を継続した選手という一連の出来事に間違いはないということを認めてい
るということになる
審判の間違いで危険な行為が続行された、ということは間違いない
そして審判の間違いで敗戦となった、ということも間違い無い
なんだこれ?
さて、話は変わる
住宅ローンという莫大な借金をパートナー2人で組むケースが増えているという記事を見かけた
”2023年の首都圏の新築分譲マンション契約者に占める「世帯主と配偶者のペアローン」の割合は33.9%に上った。調査を始めた18年以降で最も多かった。「単独契約」は65.0%だった。”
価格の高騰と「どうせ莫大な借金をするなら少しでも気に入った物件を買いたい」という感じだと思う
売る側としたら少しでも高く売りたい、貸し手としたら少しでも多額で長期の借金をしてもらいたい
という思惑がマッチして単独ではなくてパートナーで連帯債務で多額の借金を組む、という結果となっているようだ
多分、こう言った記事を読んで「ペアローンなら私たちも購入できる!」と気付く人もいるのだろう
宣伝にもなっているんだな
そんな記事と同時期にこんな記事もある
”イングランド銀行(英中央銀行)の利上げによって金利が16年ぶりの高水準に引き上げられた結果、同国では貧困層が32万人増えたと、英有力シンクタンクの財政研究所(IFS)が試算した。
(中略)
英中銀のインフレ退治は多くの住宅ローン保有者に影響を及ぼしており、返済額が著しく増えたケースもある。高齢者を中心に蓄えのある人は金利上昇の恩恵を受けている一方で、比較的新しい住宅ローンを抱える若いワーキングファミリー世帯は家計への打撃を吸収する余力がない。
以下省略”
2022〜2023年は記録的なインフレの年だった
アメリカでは2022年6月に前年同月比9.1%、EUR圏でも2022年10月に前年同月比10.6%という数値となった
日本においても2023年1月に4.3%という数値があった
インフレに対応するためにアメリカ・ECBは政策金利をグッと引き上げた
中央銀行がインフレ対策のために金利を上げなければ住宅ローン以外の生活必需品の物価高騰などでそれ以上に貧困層の増大もあった可能性もあると思う
どんな結果にるか分からないが、インフレに対して過剰なインフレに対して中央銀行が何も対応しないということは本来あり得ない
状況は変化する
現在の日本では実質賃金が低下し続けていることは確かなようだ
そんな時でも進んでペアローンを組むんだな
明日は今日よりも良くなる
今、買わなければいつ買う?このまま上がり続けたらどうする?
なんとなかる
いろいろな思惑があるのだろう
そして「私(私たちは)賢かった、私(私たちは)の選択は正しかった」という結果を望んでいることも間違いないと思う
個々人の思惑とは関係なく周囲の環境は変化し続ける
それが自分にとって良いことになるか、悪いことになるかは分からない
皆が思い描いた通りの未来になるのだろうか