リスクは無くならない | のんびり

のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

今日も終日雨降りのようだ

山形・秋田の被災地域は今後も雨が降り続く予報、被害の拡大が懸念される

一方、苗場スキー場ではフジロックフェステバルで盛り上がっている様子

流しているJーwaveでは「真夏のミュージックフェア」と日本列島の大半は真夏で酷暑である

いろいろだ

 

そういえばinterFM「Lazy Sunday」で『冷やし中華にマヨネーズ』なんて言っていた

いやいや…と思うが、そういう人もいるだな

 

”スイカ・マンゴー・かき氷

焼きそば・たこ焼き・とうもろこし

焼きそば・焼きそば・Hey! Hey! Hey!  ♪”

 

なんて楽しそうに歌ってたな

 

 

株式指標日足棒線

 

 

プロ意識があればリスクはなくなるのか?素朴な疑問が湧いた

 

”「事故は未然に防げたはずで、JR東海はプロ意識が欠けているのでは。東京に行く時に新幹線が使いづらくなる」と語気を強めた。”

 

非常に不思議だ

『未然に防げる』とはどう言ったことか?

 

こういう考えの人って多いのだろうか

リスクは事前に把握できて回避することが当然という思考

これはすべての答えは分かっている、ということと同義のようにも感じる

 

養老先生の『都市化(脳化)』という感じなのかな

予め人間が想定したことしか起こらないような日常が当たり前になると「想定外」が起こることの方がおかしい事になる

本来人間の制御できないこと、すなわち自然のなかで生存して居るはずであり、自然と切り離れて生きることは不可能なはずなのに

いつの間にか「ああすれば、こうなる」という制御されている都市化思考が常識になってしまっている

 

 

今回の山形・秋田の両県における大雨洪水被害においても人間が想定できるということで必死に情報を流しているが、普通に想定を上回る結果となっているように感じる

 

どんなに情報を集めても、精密でも、用意周到であったとしてもリスクは決して無くならない

それが大前提である

 

なんでも『未然に防げる』という思考は人間の傲りだと思ったのである

 

やれることはできるだけ用意周到に準備をする、想定できるリスク(未然)には予め準備をする、起こったトラブル(リスク)に対して対応する、トラブルの対応を誤らない(トラブル対応に失敗してリスクを拡大させない)、起こったことに対しては真摯に受け止めて教訓にする

 

多分、これの繰り返しかないんだ

これにトラブルを隠蔽するという行為をする場合も多々ある、リスクは存在しないように取り繕うケースも見受けられる

さらに起こったトラブルに対して「なんでトラブルが起こるんだむかっ」という指摘は無意味でしかない、余程の落ち度がある場合やリスク管理が皆無の場合は仕方がないが

 

 

ここに資本主義が影響を及ぼす、利益最大化のために効率化という建前で無駄(人件費を含む)を排除する

ある程度ゆとりがある状態におけるリスク対応(未然・発生後)とかつかつで融通が効かない状況におけるリスク対応では大きな差が生じていると思う

 

現在では資本主義がリスク対応の不備の領域に普通に侵食している

 

小林製薬などもその一例なだけだろうと思う

利益が何よりも優先される

 

トラブルが起こることに慣れていない人間が増加しているのかもしれない

トラブルが起こったときに「自分は悪くない」という視点しかない人も増えている可能性もある

冷静に対処・対応することが重要な時に自己防衛が最重要項目に上がってしまう人