江刺氏 | のんびり

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いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

昼食後に屋根から落ちた雪の塊を運搬

氷の塊だから重たい

 

夜が明るくなる

 

 

さて、先日江刺氏の居城をみつけた

あの山の山頂公園になっているんだ〜と以前から気になっていたので立ち寄ったら城跡だったのだ

 

土沢城

 

 

昔の人は名前が変わるのが当たり前だ藤原氏始祖(中臣鎌足→藤原鎌足)然り「◎×氏始祖」というのが多い

調べていくとややこしい

子供の頃これが理解できないことがあったな

 

そして、この土沢城がある場所は花巻市東和町なのであるが、岩手には別に奥州市江刺(旧江刺市)という地域もある

下図の青□が東和町、緑□が江刺市

東和町には土沢城

江刺市には岩谷堂城

がある、どちらも江刺氏の居城らしい

 

 

そして江刺氏というのもややこしい

時代としては鎌倉時代、奥州藤原氏が滅びたあとに源頼朝から奥州総奉行として命じられて下向した葛西氏がルーツらしい

それまでは奥州安部氏→出羽清原氏→奥州藤原氏が当地を治めていた

 

葛西氏、江刺氏のルーツには諸説あるようであるが追ってみた

 

始まりは桓武天皇 

3)孫:高望(高望王流桓武平氏の祖

4)平良文、村岡五郎と名乗る(陸奥守:鎮守府将軍)

5)平忠頼、村岡次郎と名乗る

6)平将恒、秩父氏名乗る始祖。前九年の役(奥州安倍氏滅亡)にて戦死

7)秩父武常、豊島氏名乗る始祖

9)豊島清元。源頼朝に従い「前九年の役」「後三年の役」に参戦。後の「奥州合戦」(奥州藤原氏滅亡)にも参戦

10)葛西氏名乗る、葛西清重(葛西氏始祖)。父清元と「奥州合戦」(奥州藤原氏滅亡)に参戦

初代奥州総奉行を任じられ五郡二保(江刺郡、気仙郡、胆沢郡、磐井郡、牡鹿郡、興田保、黄海保)を治める

11)葛西清任が江刺氏を名乗る始祖。江刺郡の采配を任されたことからか?

 

追っていると疲れる

取り敢えず名乗って仕舞えば良い雰囲気なんだな

そんな時代か