危険な流れ | のんびり

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いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

今日も午前中は明るい陽射しが刺して小春日和、冬はどこへ行ってしまったんだ

 

 

高校サッカー選手権は青森山田が優勝ということで前評判通り

色々とあるようだ

青森山田が強いことは間違いない、誰も認めないわけではないと思うが
しかしフィジカルが強く自信があるためにやや傲慢なラフプレーも見受けれらたと思う。W杯で優勝したアルゼンチンもそんな傾向があったな
「テクニック、柔軟性」を「堅牢とフィジカル」で潰すプレーは相手に怪我させる可能性もある
ブラジルのネイマールが「堅牢とフィジカル」をかわそうとして飛ぶことをダイブやシミュレーションと指摘されることが多いが実際にはそうしないと大怪我を回避できないという現実もあるのだろうと思う
そうならないためにラフプレーはファウルというルールがあるのだが、実際にはファウルにならなければOKと捉える傾向の方が強い
近江は最後まで「らしさ」をだしていたし、あの攻撃を支えたディフェンス陣も称賛に値すると思う
 
 
それにしても少し気になっていることがある
日本は戦争できる国に変貌しようとしているようにも感じる
 

麻生太郎氏、大戦終戦時は4歳ですか?

 

”何かが台湾で起き、ことが戦争ということになった場合、我々は台湾にいる日本人を救出せねばならない。当然、海上自衛隊、そういう組織が救出する。そのときに台湾は中国と戦ってくれているのですか。それとも降参しているのですか。侵略されているのですか。台湾に戦っておいてもらわない限り、我々は邦人を無事に救出することはなかなか難しい。

 今までとは状況が違います。我々は、台湾海峡で戦う。潜水艦で、軍艦を使って、というようなことになる。台湾の有事は間違い無く、日本の存立危機事態にもなります。(福岡県直方市での国政報告会で)”

 
何か拡大解釈していないか?
台湾に日本人が多く在住していることは分かる
中華人民共和国が台湾(中華民国)を呑み込もうと軍事的征圧に動くことも起こらないわけでもない
それが直接的に”日本の存立危機事態にもなります。”と言い切るのは明らかにおかしいと思う
日本国の存立と台湾有事はあくまでも別の話だ
こういう誘導は謹んでもらいたい
 
そもそも日本が台湾(中華民国)を国家として承認していない場合はそれはどこの国の領土になるか?と考えると麻生氏の発言はおかしなことにならないか?
 
 
2014年に憲法の解釈を大幅に変更して集団的自衛権の概念が変わった

 

”安全保障環境の変化などによって「他国への武力攻撃でも、わが国の存立を脅かすことも現実に起こり得る」と指摘。必要最小限度に含まれると結論づけた。”

 

その条件に当て嵌めれば攻撃できることになった

 

 

さらについ先日、戦争の武器の輸出が解禁された

 

 

 

武器の輸出は戦争への間接的関与であり、日本への攻撃でなくても「日本の存立を脅かす」と誰かが判断すれば攻撃できるという方向性は戦争を容認するキッカケになりかねない

色々な理屈を付けて「そうなりかねない」と煽れば、そういう思考になってしまう国民性がある

 

残るは非核3原則のみか

 

戦争を経験していない世代となったことで、それがどういった変化であるか?という実感が乏しい人も多いと思う

そういったことを見越して政府は動いていることも分かる

何よりも経済最優先の国であり、怖いのは貧困に陥ることである

いったいどれくらいの人が「武器の輸出解禁、他国の戦争でも参戦可能」を現実的に考えられるのだろうか?

緩み始めた規則はどこまで緩むのかは分からない、お上次第である

まともなお上なら良いのだが、今の日本ではね…

 

少なくとも麻生太郎氏は台湾有事には参戦する意向を示しているということである

大義は「台湾に在住する日本人を救出すること」と「日本の存立が危ぶまれるから???」であるようだ