お正月に観た映画その② | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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            (横浜・馬車道)

   昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、

      「本と映画とのんの日々」ですニヤリ

 

さて、

お正月は「本と映画とのんの日々」でした。

アマプラにない観たい映画・ドラマはゲオでレンタルをします(安いので)

今回は・・・3作品借りました。

『ラストタンゴ・イン・パリ』(1973年12月公開)

『みんな!エスパーだよ!』(2013年TV東京ドラマ)

『こちらあみ子』2022年7月公開)

 

 

 

『みんな!エスパーだよ!』(2013年TV東京ドラマ)

監督・脚本 - 園子温~例の方です。

主演・染谷翔太

ヒロイン・夏帆

これはテレ東の深夜番組だったのですね。

かなり内容的には今では放送不可かもしれないですね。

漫画原作のハチャメチャドラマでした。

撮影場所は東三河で三河弁が面白かったですね。

突然テレパシーの能力を持つ超能力者となった嘉郎。

その町には彼以外にも超能力を持つ人々が住むことを知る嘉郎だったが、

この力を「社会のため、人のために使いたい」と思う嘉郎に対し、

その超能力者たちのほとんどは残念な変態で「自分の欲望」のために使っていたのだった。

 

漫画はどの様に描かれているか知りませんが、

TVドラマはハチャメチャでしたね。

深夜ドラマなのできわどい描写も多かったですが観るに堪えない。

 

 

 

 

夏帆さんはのん(能年玲奈)さん、中森明菜の両トップに続くファンですが、

なんでこんなしょうもないドラマに出たのか?

当時22歳。

売れっ子でした。

 

嘉郎の幼馴染だが、ヤンキー気質になっているため、嘉郎をぞんざいかつ暴力的に扱う。

嘉山に交際を迫られたのを境に嘉郎と同じ能力が開花するが、

そのことで苦悩する。能力:精神感応(テレパシー)。

 

一言

しょうもない映画でした。

でも、夏帆さんを観るために借りたので★のところを★★★にします叫びニヤリ

 

 

 

 

 

『こちらあみ子』2022年7月公開)

監督は初監督作:森井勇佑

主人公:大沢一菜

 

 

 

『「広島の公立小学校に通う5年生の「あみ子」は、

純粋無垢だが他人の気持ちが分からず、

授業中に騒ぐ等、トラブルの多い少女だった。』

 

あみ子は発達障害だったのでしょうか?

色々なエピソードが綴られますが悲しい方に進んでいく。

母が流産をして廃人の様な生活を続ける中離婚。

あみ子は祖母の家で暮らすようになる。

朝の海岸で佇むあみ子の姿で終映。

 

やはりこのような映画は好みではない。

最終的に救いがない。

 

のん(能年怜奈)主演の『さかなのこ』もさかなクンのミー坊時代を描いているのだが、」

ミー坊も発達障害を持ちながら、

魚にのめりこみ姿に周りが感化されて人気者になっていく。

その中で悲しい事もあるが、

沖田監督は一切の説明をしないで「みんなが思っている謎」を映像のみで理解をさす。

 

『こちらあみ子』も同じく説明をしないで状況を映像で見せていくのだが、

そこは沖田監督に及ばない。

 

『さかなのこ』のラストは希望に満ち、

『こちらあみ子』は何処にも行けない様なラストでした。

個人的な感想です。

 

一言

この様な映画は評価が高くても個人的には好きではない。

★★です。

 

 

昨日の『ラストタンゴ・イン・パリ』リブログ。

*追記

八代亜紀さんのご逝去の報はビックリしました。

ぼくは男ですが八代さんで好きな歌が多く今もカラオケで歌っています。

衷心よりお悔やみいたします。

    合掌