先日の「吉野ケ里遺跡」で見つかった石棺墓の件ですが、
ワクワクドキドキしながら発掘のニュースを待っています。
ネットニュースの記事では。
『弥生時代後期後半~終末期(2世紀後半~3世紀中ごろ)のものの可能性が高い石棺墓(せっかんぼ)の石蓋(いしぶた)を開き、
内部の調査を始めた。
墓は未盗掘で、約1800年ぶりにその姿が明らかになりそうだ。』
「吉野ケ里遺跡」は邪馬台国の九州説を裏付ける証拠となるかもしれない遺跡です。
邪馬台国の比定地としての候補は有名な。
①九州説~北九州
②畿内説~近畿地方
そして、
③は邪馬台国は無い
この三つが有名です。
九州説で有力な物証は漢委奴国王印の金印で福岡県の志賀島から発見される。
畿内説の物証は三角縁神獣鏡の出土。畿内を中心に広い範囲から出土。
三角縁神獣鏡は魏から送られた鏡だと比定されてきたが、
中国からの出土例がなくこれが証拠の正解ではないとされる。
ぼくは九州説を応援しているのですが、
その根拠は高木彬光先生の古典となっている『邪馬台国の秘密』を読んだからに他ならない。
名探偵:神津恭介が体調を崩した時に推理をする安楽椅子探偵のストーリー。
もう一つ神津恭介の安楽椅子探偵は『成吉思汗の秘密』があります。
これも面白いです。
そして、明石散人著『七つの金印 日本史アンダーワールド』での金印の物語。
明石散人さんは京極夏彦先生が「京極堂シリーズ」に登場する「築地の先生」は同氏をモデルとしている。
明石散人さんの著作は10作程度読んでおります。
面白いので好きです。
拠り所の本はそんなとこなので本格的ではないので突っ込まないでください
今まではかなり畿内説が有力でしたが、
今回の発掘調査で何が出土されるかによって九州説がまた息を吹き返すかもしれない。
報告はとても愉しみです。
掲載写真はお借りしました。
サフランモドキは可愛いですね
ミツバチの件では明日来てもらえるようにしていますが。
相手の方が上手く時間が取れるのでしょうか?