ネタバレはしていませんのでご安心を
読み易いので1週間で読了
最近購入の森博嗣作品の2作目を読了。
『歌の終わりは海』は前回の『馬鹿と弓の嘘』より面白かったです。
小川と加部谷コンビの探偵事務所に、
作詞家の大御所:大日方慎太郎の妻から慎太郎の浮気調査の依頼が入る。
二人は日夜家の張り込みをするのだが、
一向に大日方慎太郎は外出をしない。
ある時外出をしたのだが犬を連れて公園に散歩のみ。
再び屋敷は静寂に包まれる。
大日方慎太郎の家族は妻の聖美と大学生の息子星一郎。
そして、苦労を共にした姉の沙絵子の4人家族。
姉の沙絵子は車椅子の生活で離れに住んでいる。
沙絵子の世話は使用人が付きっきりで世話をしている。
何も起こらないある夜。
大日方慎太郎はタクシーで外出をする。
後を付ける探偵。
だが、大日方は橋の手前でタクシーを下車して橋の中間点に着くと、
海に背を向けて泣き出した。
それ何なのか理解に苦しむ探偵。
更に時間が過ぎて事件が起こる。
慎太郎の姉の沙絵子が自殺を図って死亡する。
その首つり自殺の現場は他の人の幇助がなけれは出来ない自殺であった。
家人には全員アリバイがあり、
家の周りには探偵が仕掛けた撮影機器が存在した。
自殺論も書かれているがあまり興味が無い自殺論でした。
久しぶりに加部谷の友人雨宮が登場。
そして西之園萌絵が事件解決へのヒントを提示。
結論は森作品らしいファジイな結論でした。
胸が何かモヤモヤします。
*次は阿津川辰海著『名探偵は嘘をつかない』に取り掛かります。
*本日は段取りが変わってクレマチスの植替えをしてしまった。
8月にはして行けない植替えです。
明日のブログに掲載予定です。
*本日の昼食
長男作:チーズのリゾットの味見~めちゃウマ。
今度作ってもらおう。