島田荘司著「Classical Fantasy Within」 | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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            (横浜・馬車道)

Classical Fantasy Within』(クラシカル・ファンタジー・ウィズイン)

講談社BOXの企画「大河ノベル」の2008年作品として同年1月より発売開始した。

 

島田先生は『1つ1つの物語は純粋にファンタジー作品として読めるが、

ラストとなる12巻でそれまでの物語が実は本格ミステリを構成する緻密なピースだった、

巧妙に仕組まれていたことが判明する、

そういう物語に挑戦している』と語る。

イラストは士郎正宗氏が担当。

 

第1部

第一話 ロケット戦闘機「秋水」(2008年1月7日発行)
第二話 怪力光線砲(2008年2月4日発行)
第三話 火を噴く龍(2008年3月3日発行)
 
第2部
第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 初日の冒険(2008年10月1日発行)
第五話 アル・ヴァジャイヴ戦記 ヒュッレム姫の救出(2008年11月4日発行)
第六話 アル・ヴァジャイヴ戦記 ポルタトーリの壺(2008年12月1日発行)
第七話 アル・ヴァジャイヴ戦記 再生の女神、アイラ(2009年1月5日発行)
 
第3部
第八話 ハロゥウィン・ダンサー(2010年5月6日発行)
 
第4部
メガロポリス・エド(2011年以降刊行予定だったが未定)
 

読んでみて面白いです。

ファンタジー・SF・本格ミステリーが融合しています。

「メガロポリス・エド」の出版を待っているのですがまだ刊行されていません。

「ハロゥウィン・ダンサー」が出版されてから、もう8年が経過します。

出版しないのでしょうか?

京極夏彦さんの「鵺の碑」と同じくらい待ちわびております。

「福ミス」であったら聞いてみたい(今度何時福ミスに行くか判りませんが・・・)

 

これはサクサク読めるので再読はしたいと思います。