10月も一週間が経ち、ようやく涼しさを感じられるようになってきました。


朝晩は肌寒いくらいの日もあって、季節の歩みを実感します。


秋になると、急に懐かしの映画を見たくなる時があるんですが、

そういう時に決まって選ぶのが、「ティファニーで朝食を」。




主演のオードリーヘップバーンや

ニューヨークの街並みは見惚れてしまう美しさですし、

主題歌であるムーンリバーのメロディは、ついつい鼻歌で歌ってしまうほど体に染みついてしまっています。




この映画は学生の時に授業で触れて以来、

これまでに数えられないほど見てきましたが、

気象予報士になってから好きになったシーンがあります。



それはオードリーヘップバーン演じるホリーが刑務所の面会に行くシーン。



彼女は週に一回、刑務所に収監されているマフィアのボスから天気予報を聞いて、それを弁護士に伝えるということをしてお金をもらっていました。


ですが、その天気予報は単なる天気予報ではなく、麻薬取引の暗号メッセージだったというもの。


暗号に天気予報が使われているというのが、

なんともユーモアがあって大好きなシーンです。




実際のセリフはこれ。


ホリー:「What about the weather report?」 天気予報はどんな感じ?


マフィアのボス:「Snow flurries expected this weekend in New Orleans」今週末、ニューオリンズで雪が降る予報だよ。




名作中の名作なので見たことのある人は多いと思いますが、

ぜひ、このシーンにも注目して見ていただきたいです。