こんにちは

きょうの東京都心は雨が降ったりやんだりの一日となりました。

最高気温は19.4℃でしたが、これは深夜にでた気温。
日中は17℃くらいしかなく、肌寒く感じられました。
 
 
梅雨時に肌寒くなることを「梅雨寒」といいますが、
これを聞いて、ピンとこない方も多いかもしれません。


というのも、私は以前、大阪で働いていたことがあるのですが、
その時、現地の方に「梅雨寒ってなに?」と聞かれ、びっくりした覚えがあります。


梅雨寒というのは、 オホーツク海高気圧からもたらされる冷たい空気が、
北日本の太平洋側や関東を中心に流れ込んで寒くなる現象です。

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つまり、この冷たい空気が届くところでは肌寒くなりますが、
届かない所では寒くならないため、
同じ太平洋側でも西日本の方にとっては、梅雨寒は縁遠いものだったんです。
 

では、梅雨寒の西限はどこなんでしょうか?

調べてみると、どうやら、ボーダーラインは静岡県の中にありました。

静岡県在住の気象予報士によると、
静岡県の東部に位置する沼津や伊豆辺りは結構冷えますが、
中部の静岡や、西部の浜松では”やや冷え”のイメージだそう。
同じ静岡県内でも、梅雨寒はグラデーションになっているようです。


ですから、おそらく、名古屋から西の地域にお住まいの方は、
梅雨に寒いイメージはないと思います。
東京に来てはじめて梅雨寒を知った。
そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。


きょう肌寒くなった関東でも、あすはこの時期らしい気温に戻ります。
そして、午後を中心に日差しもありそうです。


ということで、
あすも元気にがんばりましょう。