こんにちは。

きょうの東京都心は雲が多い空模様となっています。
このまま夜まで曇り空で乗り切れるところが多いと思いますが、
一部で、弱い雨がパラっとくるかもしれません。


一方、西日本や北日本ではしっかり雨が降っている所がありますが、天気予報でよく聞く「1時間に1ミリの雨」。
皆さんは、どんな感じの雨かイメージできるでしょうか。

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傘が必要なのか、いらないのか。
いるなら折り畳み傘でもいいのか、大きい傘でないと耐えられないのか。

1ミリの雨というのは、
よく聞く割りに実は分かりにくい表現の一つだと思います。


1ミリの雨というのは、1平方メートルあたりにすると1リットル。
10分間降られると、水の量はおよそコップ1杯分に相当します。

つまり、1ミリの雨でも傘をささずに10分間立っていたら、びしょぬれになる雨量なのです。

さらに、1時間に3ミリや5ミリの雨になると、道路に水たまりができ、
10ミリも降れば、道路全体が水びたしになって、足元がぬれてしまうレベル。
交通機関に影響が出ることもあるでしょう。

ちなみに、天気予報でみる降水確率は、
「予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)」。

つまり、しっかり濡れるレベルの雨が降る確率をだしています。

それより弱い雨は対象としていないので、たとえ、降水確率が0%だったとしても、
なにかが降る可能性はゼロではないのです。

今週末からのゴールデンウィーク。
お出かけ先の天気を調べる際は、そんなことも思い出してみてください。