おはようございます。
けさの東京都心は雨の朝を迎えました。
きょうは全国的にも雨、雨、雨。
今、降っていない所でも、傘をもってお出かけください。
そして、きょうは雨だけでなく風も強まりますので、
桜がピークを過ぎた所では、桜を散らせる雨となってしまいそうです。
ということで、きょうのアングル写真はこちら。
タイトル:「雨にぬれる花びら」
雨で散ってしまった桜の花びらが、
地面だけでなく、ベンチの上にものっかっていました。
水たまりに浮かぶ様子はなんだか寒そうで、かわいそうな感じ。
これが本当の「花冷え」ですね。
ただ、こうなってくると東京都心の桜ももう終盤。
きょうの雨と風で見納めになってしまうかもしれません。
そんな中、桜シーズンは天気予報でも風情ある表現がよく使われますが、
日本には素敵な”桜ことば”が沢山あります。
一般的な「花冷え」や「花曇り」のほかにも、
・桜が咲く時季に降る雨のことを「桜雨」
・花の開花をうながす雨のことを「花起こしの雨」
・桜が雨や風によって散ってしまう様子を「桜流し」
・暗い夜、満開の桜によって辺りがほのかに明るくなることを「花明かり」
・一面に咲いた桜が遠目から見ると雲のように見える様子を「桜雲」
・桜が川面など、水の表面にうつった様子を「桜影」
・散った桜の花びらが川などに落ちて流れていく様子を「花筏」
などなど、あげたらキリがないほどです。
きょうは東日本と西日本では、まさに「桜雨」や「桜流し」に、
北日本では「花起こしの雨」になりそうです。
桜の雨が降ってしまうのは残念ですが、
この時季ならではの桜ことばを感じるのにはいい日かもしれません。
ということで、
きょうも元気にがんばりましょう。
詳しいきょうの天気はこちらで書きました。
お出かけの参考になさってください。