今度は相手のお宅訪問。
コレには嫁ぎ先の偵察も含まれる。
田舎は長男教かわ根強く残っているために、
長男は家を継ぐ。両親と同居。
が普通に当たり前に存在する。
私自身長男に嫁ぐのだから同居は仕方ないと思っていた。
家付き庭付きcarつき婆無しはお金で苦労する。
だったら婆がついていてもお金で苦労しない方がよいとも思っていた。
この考え方も大きく間違っていることはこの時知る由も無い。
お宅訪問は問題なく終わった。
敢えて言うなら、道路の横は雪の壁の山の中。
風除室と言われるものがあって玄関が二重構造になっており、
この風除室にストーブが置いてあることが両親共に気に食わないようだった。
そうだよね、火事になりかねないものね……
後で両親に聞くことになるが、
お茶菓子は、お煎餅等の所謂ざく菓子と漬物で(因みに我が家は上和菓子)、
お茶を出した茶殻を息子である彼に母親が顎で棄ててこいと指図していたとのこと。
私は何事も無いことばかり考えていて全く気付いていなかった。