最近我が家では、誰が家主かを争う勢力争いが激しさを増している。
そして、いよいよ二大勢力に絞られ只今大激突しております。
二大勢力の内
1つはもちろん私
そりやぁ家賃も払ってるし
部屋を借りたのも私の名義になっています。
これを強みに何とか戦っていますが、
敵はこれを力と数で打ち崩そうとしてきます。
奴らに理屈など通用しません。
もはや侵略です。
そのもう1つの勢力が
わらじむし
奴らは体が小さいことを良いことに
こちらが気づかぬ内にコソコソと
部屋の一番暖かい所に陣取ります。
私も負けてはいられません。
その無礼な行為を見つけ次第
素早く対処します。
私は殺虫剤などというヌルい物は使いません。
人類が生んだ最もオールマイティーな武器
ティッシュペーパーを1枚引っさげ奴に飛びかかります。
そして、生け捕りにした奴をキッチン用アルコールスプレーでティッシュごとビタビタにしてやります。
後は仕上げです。
そいつを灰皿の上に置き
ライターでカチッと
これだけやれば
流石のわらじもひとたまりもないはずです。
俺「おいおい、いくら何でもやりすぎじゃねぇか?」
俺「バカヤロー!!だからお前は甘ちゃんだって言われんだよ。奴らの恐ろしさはお前も知ってんだろ?」
俺「ああ、まあそうだな。」
俺「わらじども、よく目に焼き付けておけ!!これ以上領土を侵略するようなことがあったら、こんなものではおさまらんぞ!!」
俺「その通り!!貴様らよくもぬけぬけと!!誰が家賃を払っていると思っているのだ!!」
この辺でいつも恥ずかしくなってやめます。
そして、その後の賢者モードと言ったらもう
自分は何独りでやってんだ?
てか除菌スプレーもったいな!!
そして、一匹倒すのに時間かかりすぎだろ
効率悪っ
アホか俺は?
いや、アホだわ
もう氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ねー!!
こんな感じで毎日大抗争です。
ちなみに去年の夏はコバエでした。
去年はちゃんとアースジェットを使っていました。
しかし、コバエの多さは尋常ではありません。
スリーハンドレットのごとしです。
案の定数時間の長期戦にもつれ込み
換気なんかしたら殺虫効果まで薄まると
密閉した状態で互いに一歩も譲らずタフな戦いをした結果
後に悪寒と吐き気が止まらなくなり
コバエの恐ろしさを実感しました。
それから、敵にのみダメージを与えるべく考えた結果
やはりアレしかないと思いました
誰しも子どもの頃に一度はやって
そして、死ぬほど怒られたであろう伝説の大技
アースジェットファイヤー
そう、ライターをアースジェットの前に構えた状態で標的に向かって噴射するという命がけの大技だ。
私自身、小学生の頃にこれをやり
近所に住んでたバッパに見つかり
母親から針金ハンガーで生尻を叩かれるという虐待寸前
いや、端から見たら100パー虐待な制裁を受けました。
お尻に線状のあざがあんなにできたのは最初で最後です。
以来、この技は封印してきました。
しかし奴らを倒すにはこれしかありません。
「母さんごめんよ」
お尻を一撫でして私はコバエにアースジェットファイヤーで挑みました。
すると、やはりみるみるうちに奴らは灰と化し
目に見えて数が減っていくのがわかりました。
その時、ある一匹がゴミ箱の内側にとまりました。
私はすかさずアースジェットファイヤーを繰り出しました。
次の瞬間
ゴミ袋に引火し、炎が溢れ出しました。
私は何とかコップに水をくみ、消火には成功したものの
火災報知器が反応し、大家さんにこっぴどく叱られました。
ラッキーなことに、ハンガーでお尻を叩かれることはありませんでしたが
それ以来あの技はまた封印しました。
何にしても今は早くわらじを倒さなければ、夏になりコバエが勢力を伸ばして来たときには
大敵を2つ相手しなければなりません。
早くケリをつけなければ!!



