こんにちは!耕す太郎です。



もう完治しておりますが、僕は小児喘息を患ってました。



そんなわけで小さい頃は犬猫などに近づくなと言われていたのです。



今はそんなに見ませんが、昔は野良犬なんかが僕の家のまわりにはいて、公園で遊んでいると追いかけられたりしていたわけです。



もう当時の僕は恐怖でしかありませんでした。



それからというもの、犬はもちろんのこと、猫も苦手になってしまいました。



それは大人になっても続き、犬や猫が好きな人が聞いたら怒るんじゃないかと思うのですが、近くに来るだけで無理でした。



君の毛の中には何があるんだい、、、。



何を舐めた舌で、何を舐めようとしてるんだよ、、、。



お尻丸出しじゃないか、、、。



そんな感じで近づきもしませんでした。






そんな僕がですよ。





猫を飼っているわけです。





はい、どん!






名前は「きなこ」です。



食器棚の上にいます。




こんな僕がにやにやしながらこの写真を撮ってるわけですよ。


元々お嫁ちゃんは猫を実家で飼っていて大の猫好き。


娘2人(9歳、5歳)もずっと飼いたいと言っていたほど猫が好き。


苦手だったのは僕だけでして、、、、。


まあ、3対1では勝ち目もなく、きなこを迎え入れることになったのです。


前置きが長くなりましたが、僕が何を言いたいか分かりますか?皆さん?


僕は猫にマイナスの感情を持っていた男です。


それなのに今はきなこと暮らしているわけです。


好きな人が好きなのは当たり前です。


マイナスからの始まりなわけですよ!


家族の中で1番きなこへの愛情が深いのは僕なのではないでしょうか?





僕が1番愛情が深いんです!





この記事では僕がどれくらいきなこに懐かれているか書かれています。

ご興味ある方は是非↓↓↓↓↓











そんなわけで本日は猫が登場したので、せっかくなので「猫またぎ」というお魚のお話。


「猫またぎ」というお魚は皆さん食べた事ありますか?


日本人の大多数が食べたことがあると思います。


魚屋さんに行けば季節に関係なく置いてありますから。


そう!


「猫またぎ」とは「マグロ」の事です。


「猫またぎ」という呼び名は江戸時代前期頃の俗称でした。


なぜ「猫またぎ」といわれていたか。


それは魚好きの猫でも食べずにまたいでどこかに行ってしまうという意味から呼ばれておりました。


それくらい当時のマグロは江戸市民から人気がなかったのです。


いまでは考えられないですよね。


ではなぜそんなに人気がなかったのか、、。


それは冷蔵保存が出来なかったからです。


東京湾ではマグロは取れませんから、銚子などから運ばれて来ておりました。


しかし江戸に着く頃には腐っているものもあったりと品質に問題があってほとんど食べられていなかったのです。


昔はみんなから嫌われていた「猫またぎ」


マイナスからの始まりでしたが、今ではみんな大好き「まぐろ」なわけです。



まさかの手のひら返しですよね。















愛情の深さといえば、娘たちの僕に対する深さは世界で1番だと思っています。



え?



お嫁ちゃんの方が好き?



僕より?



違いますよ。


総合的には考えて娘たちはお嫁ちゃんより、僕の方が好きですよ。






なぜかって?




だって娘たちは僕に向かってこういう事を言ってきます。

「髭がくさい」

「汗がきもい」

「ちゅーしないで!!」

などなど、、、、。





一方、お嫁ちゃんには。

「お母さんの匂い好き」

「すりすりしようよ!」

「お母さんって柔らかい!」

などなど、、、、。





僕の方がマイナス面が多いのに、お嫁ちゃんと同じくらい「好き」と言ってくれます。


このハンデがある中での好きなわけです。


僕の方が好きなんですよ。


そんなわけで期待に応えるべく、娘たちのところへ向かいます。


長女ちゃんのために作った一人部屋で姉妹で遊んでいます。



詳しくはこちら↓↓↓↓↓



ベットに寝転がって二人で絵本を読んでいます。


そこに耕す太郎登場。


「きゃー!おじさんが来た」


「いやだ!!」


楽しそうに僕をヤジってます。


強引にベットに潜り込む耕す太郎。


きゃーきゃー言いながら逃げようとする2人。


そしてなんとか僕の手から逃れて、僕をまたいで逃げていきます。




ふふふ。




本当は1番好きなくせに。




どうせ僕と遊んで欲しいはずですから、手のひらを返したようにまたこの部屋に戻ってきますよ。





そしてすぐに戻ってきた長女ちゃん。




ほらほら、やっぱりね。




「ちょっと、どいてもらえる?」




長女ちゃんがそう言うので、僕はすっと起き上がりました。




「ごめん、一応」




長女ちゃんは僕にそう言って、自分の枕に手をかけます。





くるんっ。






まさかの枕返しです。



ん?



僕の頭が乗っていたから?








大丈夫。






大丈夫です。






深い愛情はマイナスから始まります。



おしまい。