今日から5月になりました。

 連休の谷間でもあり、外来患者さんも比較的多く受診されています。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症はほとんど見なくなりました。その他のウイルス感染症は流行していますが、抗原検査をしていないし、そもそも検査ができない種類のウイルスが流行っているので治療もできないこともあって静観しています。高熱が数日間続くことが多いですが、みんな元気にしています。一部幼弱乳児がゼーゼーを伴う呼吸困難、哺乳不良で入院加療を要することはあります。急ぐかどうかのポイントは元気さ、食欲、顔色です。そのいずれかが悪ければ早めの診察及び対応が必要です。乳児の場合は機嫌、哺乳状態、息遣い、顔色でしょうか。我々小児科医の仕事は外来で経過観察ができそうか、入院加療に切り替えた方が良いのかの判断です。連休中に具合が悪くなりそうな子供さんについては、あらかじめ紹介状を渡しておいて、こういう時にはこの紹介状を持って病院を受診するようにと指示しておくことが多いです。さすがに24時間365日患者さんの緊急対応はできません。病院勤務の先生方には申し訳ないですが、土曜日曜祝日はどうぞよろしくお願いいたします。