ひつじ兄(田賀の一歳違いの弟)の就寝時。
白熱灯が一個付いているだけなんですけれど。
顔の真上に照明があって、よく熟睡できるなあ・・・・。
「暗いとね」
「・・・・・・」
どこに?
トラックに跳ねられそのまま引きずられて、大腿骨複雑骨折。
2階で作業中に転落して、左肘粉砕骨折。
一日おにぎり一個で仕事二つ掛け持ちして、いきなり首に腫瘍が出来て入院。
確かに一歩間違えば彼岸行きでした。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんがあんなこと言ってるー」
「まあまあ」
「みんな元気でいれるように、今年も大師様にお参りに行こうね」
東京では、近くの「北野神社」、それから「新井薬師」にお参りに行きますが、「川崎大師」のお護摩もいただきに行きます。
で。
病歴、怪我歴、事故歴によって。
怪我も事故も多いひつじ兄と、病気が治ったばかりの母には。
大護摩のご祈祷。
で。
還暦を過ぎた父、家主の私、辰年で年男のもう一人の弟は、一番小さい(お安い)護摩。
20代の妹にいたっては、なし。
・・・・・でも。
どうも暗闇と仲良くできないひつじさんなのでした。