3月18日(土)16:00 駿河湾沼津スマートIC 開通!!
新東名高速道路の駿河湾沼津スマートインターチェンジが3月18日、供用開始の運びになりました。
昨年、3月19日開通の東名高速道路愛鷹サービスエリアに開設されたスマートインターチェンジに引き続き、沼津西部地区に二つ目の陸路の玄関が開通することになりました。
新スマートインターチェンジは、沼津市と中日本高速道路で周辺道路の整備を進めてきました。また、このスマートインターチェンジは全車種が(車長12メートル以下)24時間利用でき、出入り方向は東京方面、名古屋方面いずれも可能ですが、利用できるのはETC搭載車に限られています。
アクセス道路は国道1号一本松交差点を北上する市道から、県道三島富士線(通称・根方街道)を東進し、北へ延びる市道ルートがメインルートとなります。
市と中日本高速道路東京支社はこのスマートインターチェンジ供用開始によって、期待される効果として、
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工業団地などからのアクセス性向上による産業活動の支援
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災害時の復旧支援ルートの早期確保・防災拠点へのアクセス向上
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駿河湾沼津サービスエリアを含めた市内観光の促進
東京方面から原西部地区へは約7分が短縮され、原西部や浮島工業団地からのアクセス性向上による産業活動の支援が期待されます。また高速道路へのアクセス性向上により、沼津市西部地域の企業誘致促進や雇用拡大など地域産業の活性化が期待されます。
自転車世界選手権の開催が2019,2,6に決定です
2020年、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、諸準備が始まりました。2019年2月の自転車トラック世界選手権開催を踏まえた会場整備に、本格的に取り組む時を迎えています。自転車競技はプレ五輪をオリンピックより大規模な世界選手権として開催することで、新たな一歩を踏み出しす。
自転車競技は関係団体と連携し、2020年東京オリンピック・パラリンピックのステップとなる大会の成功に向けて、地域一体となる応援体制を構築しています。「(仮称)2019年世界選手権大会開催準備委員会」を組織し、地域一体の協力による準備態勢を整えます。
なお、構成メンバーは東京オリンピック自転車競技開催準備委員会と同一とします。さらに、オリンピック・パラリンピックの準備の前倒しとして、周辺環境整備や機運醸成の取り組みを促進するとともに、組織委員会に対しては、会場整備の前倒しを働きかけます。
このことについては、自転車競技連盟・JKA・サイクルスポーツセンター・静岡県の4団体が東京都・組織委員会他関係省庁に働きかけ、各会場の事情に応じて役割分担・費用負担の大枠をH28年度末までに決定することを目標としています。
課題としては、ベロドロームの改修、座席の増設、照明・音響・空調改修・大型映像装置の設置・観客席等の整備、通信回路の引き込み、多言語対応、おもてなしの環境整備等、莫大な費用のかかる大掛かりな事業が目白押しとなります。そしてこれらについて、2019年2月の世界選手権開催までに整備しなければならないことから一刻の猶予もありません。
H27総合特別区域における、国の評価結果。静岡県3特区が全国1位に!
昨年末、内閣府は、平成27年度総合特別区域の、国の評価結果について公表しました。
本県関係では
「まちづくり等」分野の評価結果において、ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区(内陸フロンティアを拓く取組)。
「ライフイノベーション」分野の評価結果において、ふじのくに先端医療総合特区。
「国際戦略総合特区」分野の評価結果において、アジア№1航空宇宙産業クラスター形成特区。
の、本県3特区が全国1位の評価を受けました。
まちづくり等の分野では専門家から「地域独自支援措置の充実、多面的な取り組みの効県内各地に拡大している」。「内陸フロンティアを拓く取組」は防災減災対策と成長の両立を目的とし、県内35市町の78推進区域で事業展開していることが評価されました。
ライフイノベーション分野では、産官学の連携が良好で多面的な支援策が相互に関連しながら、がん医療の発展と地域企業の活性化などを目指す「ふじのくに先端医療総合特区」が、最高点でした。
国際総合特区分野は愛知県などと連携して進める「アジア№1航空宇宙産業クラスター形成特区」が最高点評価を受けました。
これまでの政策推進が全国の中で、1位の評価を受けたことは今後それぞれの分野で、さらに特化し、新たな産業形成ができるものと思っています。
今年も静岡県は頑張りました
年の瀬です。今年は予想だにしなかった出来事が、世界の耳目を集め、驚きの連続でした。
ヨーロッパではイギリスのEU離脱の国民投票が可決されました。アメリカの大統領選挙ではトランプ氏が選任されました。年末には韓国の朴槿恵大統領の辞任表明でした。
起こり得ないだろうと誰もが思ったことが、まさかの現実になりました。
そんな中で、静岡県を取り巻く世界クラスの資源・人材群は、毎月のように素晴らしいものが続きました。代表的なものを箇条書きにしてみます。
上原ひろみ(浜松市出身)ビルボード週刊ジャズアルバム部門1位
本庶佑(静岡県公立大学法人理事長)京都賞・基礎科学部門受賞
水谷隼(磐田市出身)リオ五輪卓球男子団体銀メダル・男子シングルス銅メダル
伊藤美誠(磐田市出身) リオ五輪卓球女子団体銅メダル・最年少メダリスト
飯塚翔太(御前崎市出身) リオ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダル
佐藤圭太(藤枝出身)リオ五輪パラリンピック陸上男子400メートルリレー銅メダル 山本篤(掛川市出身) リオ五輪パラリンピック陸上男子400メートルリレー銅メダル 走り幅跳び銀メダル
平野美宇(沼津市出身)卓球女子ワールドカップシングルス優勝
駿河湾 「世界で最も美しい湾クラブ」へ加盟
源兵衛川(三島市) 「世界かんがい施設遺産」に登録
このほかにもたくさんの喜ばしい話題がありました。来年も引き続き良いこといっぱいの静岡県であれと、祈っています。
*今月の雑感は文字色を変えてお届けしています
選挙にある「まさか」が、沼津に起きました
沼津市長選が終わり、新しい沼津の顔に大沼明穂氏が就任しました。
当初、立候補予定者がそろわず、栗原市長の独走の感がありました。自民・民進・公明の三党がいち早く推薦し、連合も推薦を決め、盤石な選挙体制が構築されました。商工団体や農業・漁業・医師会・歯科医師会・薬剤師会をはじめ宗教団体も支援体制を固め、どなたが立候補しても、選挙戦にならないという構図でした。二期八年間の実績を掲げ「元気な沼津を取り戻す」がスローガンでした。
七月に入り、沼津3小、3中、沼津東高を卒業し、東京大学から日本IBMに就職。その経歴からIT企業を起こした大沼氏が、現市政に飽き足らず「世界一元気な沼津をつくる」をスローガンに立候補の表明でした。支援組織は小・中・高の同級生と栗原市政の反対をもくろむ人たちが、大沼候補のもとに結集しました。
賑わいや医療、福祉子育て、行政改革、経済産業の活性化など両候補の政策はほとんど変わることがありません。最大の争点となるべき鉄道高架事業については「進める」「財政が懸念されるから検証する」の2点で、これも差があるとは思えませんでした。結果的に現職への批判票や、これまで選挙に関心を持たなかった層の取り込みに成功し、大沼氏の勝利でした。
投票率は40パーセントをわずかに超えました。そして現れた得票数は43、159票対24、538票という大差でありました。この結果を予想できた人はいなかったと思います。私たち街沼津は、これからゴミ焼却炉、ららぽーと、新市民体育館、高尾山古墳、新放水路の推進、アーケード名店街の再開発、企業誘致等、継続した行政課題が山積しています。市長が代わっても、これらのことをないがしろにすることはできません。
選挙にある「まさか」が沼津に起きました。
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