日本語って難しい
登るのが好きではない低山ハイキング。
以前のブログ(低山ハイキングに・・・)でも少し触れましたが、そんなハイキングにでかけた時の楽しみの一つにお弁当があります。
家でにぎった塩とゴマのおにぎりが1番おいしいけれど、最近のコンビニおにぎりも美味しい。何よりも手軽だし、暑い時期に山に持って行くには心配がなく安全です。
具が入ってなくてもおにぎりはおいしいし、何より外で食べるごはんはご馳走
私の好物の一つにすじこ(筋子)があります。
鮭の卵が筋子で、それを一粒ずつにほぐしたものがイクラ。
コンビニのおにぎりの棚を前にを品定めしていると、筋子が入ったおにぎりが売っているじゃありませんか 新発売? それとも前々から?
随分前、(多分)セイコマ-トですじこのおにぎりを見つけて食べたのが最初。 「おにぎりの具にこんなのがあるんだ!さすが北海道!」と感心したものです。 ころりとした筋子が美味しかった(笑)
お昼、楽しみにかじると、うん!?
違和感が・・・、
かじった断面を覗き込んでしまいます。
自分の知っている筋子の色じゃない。
(かじりさしで失礼)
「うん!?」
筋子のおにぎりなのに筋子だけが入っているわけじゃないの!?
私、どうやら商品名「鮭すじこ」を読み間違えたようです。
「鮭のすじこ」だと思ったのが間違いだったんですね!?
現実は「鮭とすじこ」!?
う~ん、何か釈然としませんね(笑)
日本語って難しい!
特にてにをは、自分のブログでも間違え多し
筋子より鮭の身の方が多そうだし、筋子独特の香りもあまりしない⤵
帰宅しても合点がいかなくて、
自分が勘違いした言い訳を考えてみた(笑)
親子関係のない2つの言葉を重ねたこの名前。
「ちりめん山椒」のと言えば、
具は「ちりめんじゃこと山椒」。
「レバニラ」はレバ-とニラ。
「肉ジャガ」は肉とジャガイモ。
反対に親子関係にある鶏卵や魚卵と言えば、どちらも卵のこと。
例えば、鱈子は「鱈と子」じゃなく、
たらこのことで、「鱈の子」です(笑)
加えて、
世間に筋子と呼ばれる中には鮭の筋子と並んでマスの筋子があります。
粒が大きくて旨味の強いのが鮭の子。
そんな異なるものがあるので、
商品名の「鮭すじこ」はマスではなく、
当然鮭のすじこのことだと思って飛びついたんです・・・、
う~ん、何か釈然としません(笑)
パッケ-ジの写真や注意書き、
買う時にそれをよく見りゃ気づくんでしょうが⤵
それはちょっと私には無理(笑)
言語の違いとは言え、外国の方向けの内容表記には"&"がある。英語音痴の私でも、これに関してはこっちの方が分かりやすい。
結局、誤解するのは筋子好きの私だけなのかもね・・・
小さなおにぎりの ほんま ちっぽけな話でした
----------------------------------------------------------------------------------
最近はイクラも筋子のどちらも醤油漬ばかりで、
塩漬けがほぼ売ってなくて残念な状況です。
(簡単に洗った生筋子)
なので近頃は生の筋子が出回る時期を逃さずに買って、自分で塩漬けします
9月末、北海道から飛行機に乗って関西にやってきました。待ち人来たる(笑)
小売店に入荷を電話で問い合わせ、買い損わないように陶芸の手を止めて即行動。
漬け込んだものより生の方が安いので、
ここぞとばかりお正月分もまとめて仕込みます。
(水気を取って塩をします)
塩だけのシンプルな味付けはその加減に気を使います。とは言っても勘ですけど
以前失敗した時は、塩が足りずに生臭い仕上がりになってしまいましたね
1晩寝かすと、生っぽい明るいオレンジ色から、色が濃くなって筋子らしい良い色に仕上がりました。
少し水分を抜いて、
3腹は冷凍庫でお正月まで寝かせます。
1腹は一口大に切って味見がてら食卓に(笑)
いい塩梅(笑)